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『大江戸恐龍伝』第5巻 [本のブルース]




1年くらい前から読み始めた夢枕獏さんの『大江戸恐龍伝』を読み終えました。

(特に意味はないのですが、途中で読むのを中断していて、再開したのです。)

いやぁ~ホントに面白い冒険小説でした。ぜひ!みなさんもお読みください。

本の最後に、作者の夢枕さんが、この小説を執筆した動機について書いています。この小説の主人公は平賀源内です(以前にもこのブログでご紹介したことがあります)。

夢枕さんは昔のNHKドラマ『天下御免!』が大好きで、そのドラマの主人公が平賀源内でした。

『天下御免』が放送されたのは1971年~72年。私も家族といっしょに見てました。当時の私は小学校低学年だったので、話はほとんどおぼえていません。そんな番組があったなぁという程度です。ずいぶんと荒唐無稽の話だったようで、いっしょに見ていた父親はなにやら批判めいたことも言っていた気もします。それならば見なきゃいいのに、それを見ていたのが父らしい。私の性格も生来のものと、そんな父の姿の影響を受けているのは言うまでもないことです。

平賀源内についても、この『大江戸恐龍伝』がきっかけで再評価されたらいいなぁ、と思います。夢枕さんが言うように、NHKが『天下御免』のリメイク版を作ってくれたらなんと素晴らしいことか!? (オリジナルの脚本が早坂暁さんだったというのも今回初めて知りました。)

そして、本書が映画化されるのを心から望みます。


閑話休題、私は滅多にハードカバーの小説を買いません。たいていは文庫になるのを待ちます。

今回は装丁が楽しみで、5巻全部ハードカバーで揃えました。

やっぱりハードカバーはいいです。背中につけられている補強材は今でも手仕事なのでしょうか?昔、アルバイトでこの補強材を貼る仕事をしたことがあります。その時は機械化できないと言われてました。30年も前の話ですが・・・。




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