働き方改革 [日経新聞から]
昨日(2017年9月13日)の日経新聞にサイボウズ社さんの全面広告が載った。
見られた方も多いと思う。
「働き方改革」の根幹は、働き方の多様化だと私は思う。
たとえば、育児や介護をしなければならない方は時短や在宅勤務で働く。
みんなが一律に定時に帰るのでもいいのだけれど、そこにワクワク感がないのはなぜだろう?
私の見解は、結局そこに「やらされ感」があるからだと思う。いきすぎた残業も、プレミアムフライデーも上が決めたことという人が多いのではないか?
多様化を認めるのであればメチャクチャ働くやつがいてもいいのではないか⁉︎
ただし、それが工場では困るだろう。働く時間がバラバラでは統制が取れない。
多様な働き方ができるようになったのは知的労働者が増えたからに他ならない。
アルビン・トフラーが40年近く前に『第三の波』で予言したことが、いよいよ現実になってきたのだ。(トフラーのスゴさに感服する。)
トフラーは、第一の波が農業、第二の波が工業化、第三の波が情報化と喝破した。農業や工業では労働者が同じ時間に同じ場所で働かないと成り立たない。
これが情報化が進んだデスクワークでは必ずしも同じ時間同じ場所である必要はない。ただ、長年、農業や工業と同じようにみんなが同じ場所(会社)で同じ時間で働かなければいけなかったのは通信技術やパソコンなどのツールがなかったからである。つまり、在宅といったテレワークをしたくてもできなかったからだ。
そのあたりが解決されてきたからこそ働き方改革ができるようになった。
あとは、私たちの意識を変えること。それと一番大事なのはセキュリティだろう。ここが解決できないなら安易なテレワークはすべきではないだろう。
少なくともテレワーク=働き方改革ではないはずだ。従来の環境でも意識を変えるだけでいろいろなことができるだろう。
ぜひ、サイボウズの作った動画を見てもらいたい。アリはアリ、キリギリスはキリギリスの本分を守った方が幸せなのかもしれない。
私自身は自分の働き方改革を模索中である。ワクワクする働き方をみつけたい。
https://cybozu.co.jp/20th/
2017-09-14 20:08
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