SSブログ

宝井其角 [日経新聞から]



2018年3月24日の日経新聞「俳句」というコーナーで、中沢義則編集委員が「宝井其角」をテーマに論じておられた。

宝井其角は松尾芭蕉の一番弟子である。

嘘か真かわからないが、私の母方の母方の先祖は其角の弟子だったという。

これを私に聞かせたのは、いい加減な言動が多かった亡母であり、その他にはなんの証拠も手掛かりもない。

どちらにしても、母方の母方の先祖という遠い血筋の話でもあり、私のDNAにはなんら影響をおよぼしていそうにない。

それでも子供の頃に其角の名前を知ったせいで、今もその名前を見ると反応してしまう。

昔読んだ、横溝正史の『獄門島』にも師匠・松尾芭蕉の句と並んで宝井其角の句も出てきた時も、なにやら嬉しく感じたものだ。

そして、この記事。

恥ずかしながら、宝井其角のことは何も知らなかったが、この記事を読んでその生涯をざっと知ることができた。

そして、驚くのは「其角座」という連句の会が江戸時代・寛政期(今から230年くらい前)から活動休止を挟みながらも現在まで続いていることである。

これは、すごい!

中沢氏は書く。「記念館も顕彰会も”庵”の跡もない。だが其角の名を冠した座の後継者がいて、連句を楽しむ人たちがいる。其角、もって瞑すべし。」
nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。