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忌野清志郎ロックン・ロール・ショー [こんな音楽を聴いてきました]



5月4日、東京は日比谷野外音楽堂で行われた「忌野清志郎ロックン・ロール・ショー」に行ってきました。

早いもので清志郎さんが永い眠りにつかれて10年が経ちました。このイベントも今年がファイルだそうです。

私はチケットを手に入れることができなかったのですが、今年が最後と聞いて、「行かなくちゃ後悔する」と思い、馳せ参じた次第です。

なにせ、日比谷野音ですから「音」が外にもれます。それで十分だと考えたのです。

当日は16時開場、16時30分開演でした。

こちらからの移動中に、当日券が発売されることがわかりましたが、14時頃に野音に到着したところ、すでに大勢の方が列をなしてました。

そして、私はとうとう当日券も買うことはできませんでした。

それでも大勢の清志郎ファンと野音の周りでライブに聞き入りました。それはとてもかけがえのない体験でした。

しかし、悲しいかな、ステージが見えないというのはつまらないものです。ライブを見ている何分の一くらいしか楽しめません。視覚の重要性を実感しました。

鮎川誠やCharといった懐かしい人たちもうたいました。わたしが、なんといっても期待したのが村越弘明(ハリー)でした。ハリーはRCのたくさんある名曲の中の一つ「いい事ばかりはありゃしない」を聴かせてくれました。この曲をハリーがうたってくれたことがとても嬉しかった。うたってくれたのがハリーでよかったと思いました。そして、ハリーには申し訳ないけど、あのハリーですら、正直この曲をうたいこなせていない。やっぱり清志郎は偉大だということを再認識しました。

私は帰りの新幹線の時間の都合で19時30分くらいに帰りました。Twitterなどの情報によれば、その後更に盛り上がったようです。

サプライズゲストのキムタクはともかく、アンコールで梅津さんがうたったときいて、聴けなかったことが残念でなりません。しかも「多摩蘭坂」だったときいて二度残念です。

それにしても往年の不良少年たちもおとなしくなったもんです。40年前であれば、ゲート突破を試みるファンが多くいました。伝説の武道館では警備員とファンがもみ合いになった時、「ヒッピーに捧ぐ」が漏れ聞こえてきて、「もうおとなしくするからこの曲だけ聴かせてくれ」と言って静かになったと言います。

この日、アンコールが終わった後、清志郎がうたう「ヒッピーに捧ぐ」が流れたようです。なんとも粋な演出です。きっと先の逸話を知るスタッフが野音を囲む往年の不良少年少女たちのために企画してくれたのでしょう。

かえすがえす残念ですが、本気でチケットを取りにいかなかった自分が悪いのです。今日に限らず、私の人生は中途半端の連続です。令和元年、少しはその中途半端を直したいものです。

やりきるぞ!

このもようは、6月30日に「フジテレビTWO」で放送されるので必見ですね。
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