7月最終日 [旅のブルース]
今月も拙文にお付き合いいただきありがとうございました。
私にとっては32年3か月勤めた会社を定年退職し、新しい仕事に就くという大変な1か月でした。
定年退職と言ってはいますが(事実大方の同期生はそうですが)、同期の中にはその年齢を過ぎても同じ職場で働き続ける方もみえますので(しかもかなりいい条件で)、実質はリストラと言っていいでしょう。
その事実を認めたくない自分がおります。
先日鑑賞した映画『日本のいちばん長い日』で、ポツダム宣言受諾を潔しとせず、最後まで戦争を続けようとする青年将校たちが登場します。
そんな彼らに某上官は「それは未練である」と諭します。
その言葉を聴いて私は「ハッ」としました。
まだまだ私も役に立つはずだ、と考えるのは未練の何ものでもありません。
役立つはずの人間であれば雇い続けるはずなのです。それが経済合理性というものです。
今度の職場で必要とされるかどうかはよくわかりませんが、たとえそうでなくても、自分が精一杯頑張ってできなければしようがないことです。
自分が必要とされるところを求めて「転がる石」でありたいと思います。
と書くと、心配されるかもしれませんね。
決して悲観しているのではなく、むしろ積極的に川の流れに身を任せるように、求められること(=世間の役に立てるということ)にコミットしたいと考えています。
【あるまかんのつぶやき】
成るように成る。身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ。為せば成る。
写真は今月初旬に行った台湾の夜景です。随分と前のことのようだなぁ!
2019-07-31 22:46
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