ふるさと納税 [経営に関する世迷い言]
私もふるさと納税をしています。
写真はふるさと納税したある町から送られてきたものです。
その町に特別の思い入れがあるわけではありません。
寄付金とお礼の品のバランスが良く、我が家の「フルーツがほしい」というニーズに合ったから寄付しました。
ああ、なんと志が低いのでしょうか?!
そう思いながら、家人の要望と自分のセコイ心に負けてせっせとふるさと納税をしました。
ふるさと納税が始まった頃は、これは地方財政を歪める制度だと義憤の念を私はもちました。
しかしながら、ふるさと納税は年々人気が出て、もはや私一人が反対していたところでどうしようもないところに来ました。
そうなれば、もうその波に乗るしかないでしょう。
私はこういうあまりいいとは思えない制度が始まると思い出すことが二つあります。
一つは、悪貨は良貨を駆逐する、という警句。
もう一つは、戦後ヤミ米は違法だと言って食べずに栄養失調で死んだという人の話です。
ヤミ米の話はどんなに意地を張ったところで死んだら元も子もないと思います。どんなに高邁な精神でも飢えからは救ってくれないのです。
ふるさと納税が始まれば、その波にのらない手はないということです。
自治体や国民が悪いのではありません。想像力の乏しい官僚や国会議員が原因を作ったのです。
非難される泉佐野市などは、むしろ制度をよく活用していると褒められてもいいかもしれません。
なぜなら、国の定めた法に沿って工夫に工夫を重ねているのですから。
逆にふるさと納税が始まっても何もせず、税収が減った減ったと言って、頑張っている市町をずるい、ずるいとばかり言って足を引っ張る自治体こそ問題でしょう。
話がグルグルしますが、最も責められるのはふるさと納税の法律をつくった人たちです。
市町や国民、そしてふるさと産品に何も罪がない、というのが私の意見です。
皆様はどうお考えになられますか?
2019-10-10 22:37
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