『ちよぼ』加賀百万石を照らす月
写真の本を読んだ。
私の評価は5点満点で3点。
閑話休題、私は金沢に住んだことがあり、今回本書を読んだのもそれに起因する。
20年くらい前、大河ドラマで『利家とまつ』があった。言うまでもなく「まつ」とは前田利家の正室お松のこと。まつは、利家の死後も息子の二代目藩主を盛りたて、自ら徳川の人質として江戸に住むなど良妻賢母であり女傑として知られる人物である。
今回の『ちよぼ』の主人公はそのまつではなく、利家の側室「ちよぼ」で、私はその存在を知らなかった。
戦国大名のことなので側室がいるのは当たり前であるが、その存在がクローズアップされるのは豊臣秀吉おける淀君など限られている。いな、側室に限らず女性が歴史記録に登場するのはかなりレアなケースなのだ。
おそらくこのちよぼについても数少ない文献資料を丹念に読み込み物語を紡いだのであろう。本書は一代記ではなく、5つのエピソードで彼女の全生を語っている。
コロナが収まったら久しぶりに石川県を訪ね、ちよぼこと寿福院ゆかりの地を巡ってみたいものだ。
私の評価は5点満点で3点。
閑話休題、私は金沢に住んだことがあり、今回本書を読んだのもそれに起因する。
20年くらい前、大河ドラマで『利家とまつ』があった。言うまでもなく「まつ」とは前田利家の正室お松のこと。まつは、利家の死後も息子の二代目藩主を盛りたて、自ら徳川の人質として江戸に住むなど良妻賢母であり女傑として知られる人物である。
今回の『ちよぼ』の主人公はそのまつではなく、利家の側室「ちよぼ」で、私はその存在を知らなかった。
戦国大名のことなので側室がいるのは当たり前であるが、その存在がクローズアップされるのは豊臣秀吉おける淀君など限られている。いな、側室に限らず女性が歴史記録に登場するのはかなりレアなケースなのだ。
おそらくこのちよぼについても数少ない文献資料を丹念に読み込み物語を紡いだのであろう。本書は一代記ではなく、5つのエピソードで彼女の全生を語っている。
コロナが収まったら久しぶりに石川県を訪ね、ちよぼこと寿福院ゆかりの地を巡ってみたいものだ。
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