訃報 [TVの国から]

訃報に接し、この人でも死ぬんだなぁと思った。
なんとなく永遠の命というか、生命とかを超越しているというか、そもそも千年くらい前から生きているのような印象があった。
田村正和の代表作の一つ『パパはニュースキャスター』のセリフで、(正確に思い出せないが)、「亡くなったこの人たちは本当に十分生きたのだろうか」というのがあった。
田村さんは生前、「十分やり切った。自然にフェードアウトしたい」と言っていたそうだが、その言葉はおそらくこのセリフを意識してのことだろう。そして少し強がって言ったようにも聞こえる。
『パパはニュースキャスター』では先のセリフの次にこのセリフがくる。
「子どもが生まれたら、愛と書いて“めぐみ”という名前をつける。愛にめぐまれるようにだ」。(これも正確ではないと思うけど。)
この決めセリフをよくまねしたなァ。(芸能人だけでなく、一般人もよくまねした。マネしやすいから。)
謹んでご冥福をお祈りします。合掌
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