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『ブラックレイン』 [f]

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数十年ぶりに映画『ブラックレイン』を観た。(テレビで)

この映画が封切られたのは1989年で、公開された時は劇場に友人と観に行った。

松田優作がとにかくカッコいい。そして鬼気迫る演技が凄かった。

1970年代〜80年代初めにかけての松田優作は「太陽にほえろ」や「探偵物語」、映画「蘇える金狼」などとにかくスゴかっこよかったが、80年代中期は演技派に脱皮を図っていたのか、おとなしい役柄が多かった印象がある。

それが原点にかえった役どころで、バイオレンスな演技にしびれた。しかもただ原点にかえったわけではなく、凄味が増した。

その本当の理由を知ったのは、このあとしばらくして彼の訃報を聞いてからである。

閑話休題、本作の舞台となったこの頃の大阪の映像を見ると、今の中国や韓国のように感じる。

バブル真っ只中の日本はリッチで、どこか野暮ったく、若さがあった。

この時の日本は世界一リッチな国であり、アメリカですら見下していた。しかし、映画の中でマイケル・ダグラスが演じた刑事が負け惜しみのように言った「独創性のない国はいつか凋落する」(意訳)というセリフとおりになるとは、当時の日本人は誰も思わなかったと思う。

この時一緒に観た友人とした会話も断片的に覚えている。映画好きのところや見方もよく似ていたのだ。ただ、いつの頃からか疎遠になり、今は消息すら知らない。

映画を見てそんなことまで思い出した。
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