映画『必殺 HISSATSU』 [f]
お正月の映画特集で『必殺 HISSATSU』を観た。
1984年作品で、必殺シリーズ初の映画化だった。
私の記憶ではこのあたりから必殺シリーズの人気はもうワンステップ上がっていく。
本作も映画ならではの豪華な役者陣やセットが見どころであるが、ところどころに行き過ぎた演出があったり、本筋にそぐわないギャグをねじ込んだりしているのが残念でならない。
また、話しの運びや殺陣にも無理があり(元々、必殺は無理な設定なのだが、それにしてもという感じで)、昔観たときもそれほどいい映画とは思わなかった。
ただ、このラストシーンが秀逸で、ここだけを観るだけでも価値があると思っている。
菅井きんさんの甲高いかけ声に並々ならぬ無常感を感じ、主水のような切れ味のよさで打ち切るような終わり方がいかにも切なくていいのである。
1984年作品で、必殺シリーズ初の映画化だった。
私の記憶ではこのあたりから必殺シリーズの人気はもうワンステップ上がっていく。
本作も映画ならではの豪華な役者陣やセットが見どころであるが、ところどころに行き過ぎた演出があったり、本筋にそぐわないギャグをねじ込んだりしているのが残念でならない。
また、話しの運びや殺陣にも無理があり(元々、必殺は無理な設定なのだが、それにしてもという感じで)、昔観たときもそれほどいい映画とは思わなかった。
ただ、このラストシーンが秀逸で、ここだけを観るだけでも価値があると思っている。
菅井きんさんの甲高いかけ声に並々ならぬ無常感を感じ、主水のような切れ味のよさで打ち切るような終わり方がいかにも切なくていいのである。
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