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4月最終日 [f]

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2022年4月25日付中日新聞に、野口悠紀雄氏の経済論評が掲載された。

テーマは「悪い円安」。円安が日本を滅ぼすとある。

かつて輸出大国であった日本は、円高こそが日本経済の大敵であった。固定相場制から変動相場制に移行してちょうど50年。環境は様変わりし、真逆のことが言われるようになった。

円安による物価高でも賃金は上がらないから景気は悪くなる。この根本原因は産業の構造転換を図らなかったからというのが野口氏の主張。

ま、その通りではあるが、構造転換を図ったらはかったで、大量の失業者が出て、やはり景気は大きく落ち込んだのではないだろうか?

実は個人ベースでは、ほんの一握りかもしれないが、自助努力でスキルアップして、わかりやすく言えば高給取りになっている。

ついていけなかった人間は旧い産業や旧い体制の中で生きている。効率は悪いから賃金も低く抑えられたままとなる。


ここがいよいよ危なくなってきたと私は見ている。

崩壊した先に何が残るのか?暗い読みしかできなくなっている。

閑話休題、今月もお付き合いいただきありがとうございます。

5月も更新していく所存。
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