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中森明菜を通して見た文明論 [f]

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少し前(2023年5月18日)の中日新聞にスージー鈴木氏のコラムが掲載された。

タイトルは『「東京」と戦った中森明菜』。

以下は私の意訳。

中森明菜が活躍した1980年代半ばから後半の東京はキラキラと輝く特別な存在であり、一種近寄り難いものがあった。

中森明菜はそうした「東京」に媚びることなく、真っ向勝負してスターの座を勝ち得た。

裏返せば、「東京」という存在がなければ、中森明菜は生まれなかったということになる。


スージー鈴木氏は、あの頃の「東京」がなくなった今、中森明菜のような女性シンガーが生まれるわけがない、という結論に至る。

氏の鋭い見解に唸らされた。


閑話休題、同時代のライバルであった松田聖子をスージー鈴木氏はどう位置づけるのであろうか?


松田聖子は「東京」と戦ったのだろうか?

そう考えると、同時代を生きた我々は一晩中蘊蓄を語れそうな気がする。
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