時間による付加価値

さて、いきなり質問です。

この写真は昨日と一緒でしょうか？

答えは、違います。

今日の写真は今朝撮影したものです。

昨日のブログに載せた写真と比べてみて
多少の違いはあると思いますが、おそらくそんなに大きな違いはないでしょう。

言うまでもなく、昨日と今日の太陽に大きな違いはありません。


けれど、昨日は「初日の出」としてたくさんの方が見られたと思います。


1月2日の朝、日の出のビューイングスポットに行ってみましたが、犬の散歩をしている方お二人しかみえませんでした。

昨日寝坊したので今朝「初日の出」を見に来ているような人は私の他には誰一人いませんでした。

当たり前ですね。1月2日の日の出は「初日の出」ではないからです。

では、太陽そのものに違いがあるかといえば、1日の時間経過ではそんなに大きな違いはないでしょう。


つまり、「初日の出」に特別感を見出しているのは人間に他ならないということです。


そこにこだわるか、どうかで大きな差が生まれます。

それをコントロールしているのは人間の意思や思いです。


この時間という呪縛から自由になれば人間はもっと楽に生きられるし、人生における本物の良さを発見できるのではないかという考えに至りました。