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『金の言葉 銀の言葉』第25日

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今日の言葉を読んである仏法説話を思い起こしました。

餓鬼道に落ちた人々が食べ物の取り合いをしていた。

各人が長い箸を持たされ、それを使って食べるよう言われているが、箸が長すぎて誰もうまく食べられない。

一方、極楽では人々は餓鬼道と同じように長い箸を使っているのだが、争いごとは起きていない。お互いが自分の長い箸で食べ物をつかんで、目の前の人にあげているというのだ。

ちょっとした工夫や知恵でお互いが幸せで心も身体も充たされるというお話し。
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炭酸煎餅

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先日、有馬温泉に行った際に買い求めた「炭酸煎餅」です。

いろんなお店が作っていて、お店ごとに味は異なるようです。

また機械焼か、手焼きかによっても味が変わるとか。

写真は手焼きの炭酸煎餅です。

割れないように包装にも工夫が凝らされており、お煎餅よりやや大きめのサイズでキッチリと包まれています。

丸い缶もピッタリより心持ち大きい断面で取り出しやすくなってます。

ほのかな甘みが気に入りました。
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『パラサイト 半地下の家族』 [キネマのブルース]

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今話題の映画『パラサイト 半地下の家族』を観てきました。


まずは私の結論を申しますと、5点満点の3.5点です。


まずまず面白いですが、期待を超えるものはありませんでした。


アカデミー賞4部門受賞は何かのまちがいではという気がします。


と、いっても酷評するほどのものではありません。


なんとなく日本の80年代の映画、たとえば、『夜をぶっ飛ばせ』『の・ようなもの』『台風クラブ』を想起するようなところがあります。


『万引き家族』とよく比較されているようです。たしかに似ているところもありますが、万引きの方が洗練されていると思うのは身内びいきかもしれません。


また、韓国の特殊性、すなわち北朝鮮がらみの話題は「現実にこうなのかなぁ」と興味がひかれるところであります。


韓国の貧富の差というのは日本のそれとはまた違ったテイストのようです。


お金持ちの社長夫人の女優さん(きっと有名な方なのでしょうが、私はそのあたりとても疎いです)は若かりし頃の黒木瞳みたいでとてもよかったです。


閑話休題、実は私は学生時代に【半地下】の部屋に住んでいたことがあります。


住んだことがない人はわからないでしょうが、半地下というのは湿気が多く住むには最悪の環境です。


この映画の冒頭のシーンで目線に地面があったり、窓のそばの洗濯物のバックが道路というのも私には少し懐かしい風景だったりします。


そういえば、最初のほうに半地下家族の父親が「近頃便所こおろぎが増えた」とごちる場面があります。便所こおろぎとはカマドーマのことでしょうか?私は似たような経験があるので、このセリフを苦笑して見てましたが、映画を見ている人でこの境遇のわかる韓日米人はどれくらいいるのでしょうか?(韓国には多いのかな?)


今、思い出しましたが、黒澤明の『天国と地獄』も高台に住む金持ち社長と、それを見上げて住む貧民窟の青年の物語でした。


金持ちと貧乏人というのは映画のテーマの一つとしてこれからも受け継がれていくのかもしれません。



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