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夏を乗り越えろ [discover Z]

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先日、三重県護国神社に行きましたらお賽銭箱の前に写真のような飾り付けがなされていました。


「夏越大祓式」 だそうです。


今年はコロナもあるので、改めてキチンとご参拝したいと思ってます。


式は6月30日です。

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『還暦からの底力』 [本のブルース]

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久しぶりの本紹介です。


出口治明さんの『還暦からの底力』


タイトルからいって読者ターゲット層は50〜60代の方になりますが、内容は必ずしもそうではありません。 若い方が読んでも参考になる話が満載です。


大きく言えば、日本人のライフスタイルを変えようということをおっしゃってみえます。


キーワードは、「飯・風呂・寝る」の生活から「人・本・旅」へ、です。


日本人の労働時間は昔に比べ短くなっているものの、欧米に比べるとまだ長いでしょう。(一般的に日本の中小企業はその傾向が顕著です。)


その上、仕事帰りの「飲み会」なんかもあって、仕事をしている人に勉強する時間は普通ありません。そのため「飯・風呂・寝る」の生活になりがちです。


そうではなく、早く職場を出ていろいろなことを学ぶべきであり、それを出口さんは「人・本・旅」とまとめられました。


すなわち、たくさんの人に会い、たくさんの本を読み、いろんなところに出かけて刺激を受けることが重要であるということです。


みんなが学びを続ければ、日本人の好きな精神論は排除され、「数字・ファクト・ロジック」で語られるようになる。


そうすれば自分自身も、そしてこの国ももっとよくなるはずだ、と出口さんは言われます。


つまり、「教養=知識×考える力」という社会にしようということです。


閑話休題、出口治明氏は三重県の旧美杉村のご出身です。


日本生命入社後、出世されますが、最後は左遷されて会社を去ったそうです。(ご著書の中でその事情は書かれています。左遷は周囲の評価であって、ご本人はそれを左遷とは思っておられません。人類の歴史を見ればそれは当たり前のことだと飄々とされてます。)


その後ライフネット生命を立ち上げ、今はAPUの学長であられます。


読書家としても知られ、読まれた本は1万冊以上とか。しかもその中には古今東西の古典が含まれるので遅読の私には想像できない読書量です。 ご著書もたくさんあります。


私が尊敬する現代人のお一人です。

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養老さんはさすが! 電通Gは面妖な!? [中日新聞から]

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昨日(2020年6月6日)の中日新聞から。


『バカの壁』で有名な養老孟司さんの新型コロナウイルスについてのインタビュー記事「コロナを生きる」を読みました。


自分が思っていたことを要領よく整理してくれていてすっきりしました。


以下、抜粋。


「ちゃんと働くのがいい、というのが今までの常識だった。それが高齢化社会で変わりつつあり、コロナでさらにはっきりした。(中略)これまでの常識が変わっていくのではないか。」


「自粛警察のニュースは、戦時中みたいな雰囲気で(中略)本来は自分で考えるはずの自粛なのに、誰が決めたわけじゃないけれど強制され、訳の分からないことになった。」


「結果、自粛するか、しないかで国民が分裂した。」


「(都市は)経済効果が高いとか言ってきたが、単に人が集まるようになっただけ。」


「人に対する世界と物に対する世界を分けてみる。(中略)人に対する世界に、より影響が出た。」


「現代は猛烈な勢いで人を相手にした仕事が増えた。それがサービス業。」


「みんな自然に直面して暮らしたいと思っているのではないか。コロナによって、そういう世の中に変わっていけばいい。」



養老先生の予言が当たるかどうかは新型コロナの終息次第でしょう。


意外と早く沈静化すれば、喉元過ぎれば熱さを忘れるで、また元のようになるのでしょう。


そうでなければ、たとえば2~3年この騒ぎがぶり返すようであれば、大都市から地方へ拡散する動きが起きても不思議ではありません。


その時、経済・産業がどのように変化するのかはだいたい予測がつくのではないでしょうか?



閑話休題、2つ目の話題。


同じく同日の中日新聞に「電通グループに154億円」という見出しが躍っていました。


さーっと流し読みしたのと、この2~3日間継続して読んでいないので、よく理解できません。


それにしてもこうした給付金というのはお役所の仕事ですから、市役所あたりが実働部隊として動けばよいのではないでしょうか?あるいは役所ではありませんが、商工会議所や中小企業庁の外郭団体あたりが運営すればもっと低価格で運営できるのではないでしょうか?


素人の思い付きですが、なんとも面妖な話にうつりました。


長くなりついでにもう一つ。


今回の新型コロナウイルス騒動で、政府は飲食店などの家賃を補填していますが、それであれば、自前の土地建物で事業を営んでいる事業者にも同額を配布しないとおかしいのではないでしょうか?


元々賃貸の店舗で運営するメリットは今回のような不測の事態に備えて身軽な経営を行うためのものです。売上が落ちればさっと商売をたたむことができるというメリットがあるから選択したのでなかったでしょうか?


都会ではそうもいかない、という声も聞きますが、であれば、地方で事業をすればよかったのです。都会で事業を始めるというのはそれ相応の覚悟が必要で、リスクも多い分、儲けも多かったはずです。


私は賃料の補填をするのであれば自前の不動産で営業する事業者も含めた全事業者に平等に行わないとおかしいと言っているのであって、一方的に打ち切れと言うのではありません。


いずれにしろ新型コロナ禍は一服しておりますが、第二波・第三波に備えできる限り公平で効果のある施策をできるだけ迅速に打っていただきたいものです。

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懐かしい答志島の映像 [TVの国から]

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NHKのリバイバル番組『新日本紀行』をたまたま見たら、答志島の映像でした。

今から50年くらい前に放送されたほうです。

番組の音楽担当は冨田勲さんだったんですね。民謡風の旋律と現代音楽を融合させた独特のメロディーが懐かしいです。

番組では島に残る「寝屋子」の制度を紹介していました。

さて、この番組が放送されて約50年、当初の放送で紹介された二十歳そこそこの新婚カップルは70歳になっておられ、元気なお姿で再登場されました。

それがとてもよかったです。


閑話休題、今日は母の命日でした。亡くなって丸六年が経ちました。

いろんなことがあって遥かな昔のことのように思います。
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二つの訃報 [中日新聞から]

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昨日ネットニュースでジョージ秋山さんがお亡くなりになったことを知りました。

氏の代表作『浮浪雲』の奥深さからもっとご高齢かと勝手に思ってましたが、まだ77歳だったんですね。

思想や考え方は単に年齢だけではないんだということを、氏の訃報に接し改めて感じました。


二つ目の訃報は、2020年5月29日付けの中日新聞に掲載された三重大名誉教授の梅林正直さんのものです。


私が幼少の頃、実家が貸家業を営んでおり、その時に入居いただいていたようです。

おそらく私が乳飲み子の頃にお会いしているのでしょうが、そんな記憶は残念ながら残っていません。 両親もしばらくは年賀状のやりとりをしてましたが、いつしかそれも途絶えたようです。

こういう方がウチの貸家に住んでいただいていたことを私はなんとなく知っていて、何かの機会に会えればなぁと漠然と思ってました。(それでは会えるわけないですよね。)


お二人のご冥福を心よりお祈りいたします。合掌

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5月もありがとうございました [日経新聞から]

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5月のブログ数は20件とやや少なくサボり気味でした。


ゴールデンウイークがあったり、新型コロナ騒ぎがどのようになるのか気にしながらあっという間の1か月でした。通常の月よりも私にとっては早かったです。


最近はいいことがないのですが、その理由にハタと気づきました。


それは私に「感謝の気持ちがない」からです。


今生きていること、働く場所があることなど、当たり前と思っていることに「感謝」の気持ちを持っていれば、同じことが起きても「いいことがない」という気持ちにはならないでしょう。


まだまだ修行が足らない自分です。


さて、先月5月の日経新聞からの話題を2つ。


1つはコロナ騒動に対するユニクロの柳井社長の対応についてのものです。


「自粛不要、本業で貢献を」(日経新聞2020年5月25日付け)という見出しが付けられています。


記事によれば、今回のコロナ騒動で国内店舗の休業はユニクロ全国約810店のうちの4割にあたる約310店にとどまったそうです。


営業を続ける同社に批判の声もあったようですが、それよりも「開いててよかった」という声の方が多かったとか。


驚くべきは海外店舗も営業を継続し、中国の同社の店舗で休業したのは全体の半数にあたる約390店舗。素晴らしいのは中国国内の従業員の感染者をゼロに抑えたということです。


単に社長のこだわりや経営理念だけで営業を継続したのではなく、現場がチキンと新型コロナ対策でき、なおかつ感染者を出さない安全・安心体制こそが「さすがはユニクロ」というところです!


柳井社長のコメントが振るってます。


「閉めるのは簡単だが在庫と雇用はどうする。国が補償をしてくれるのか」


全店舗を営業したわけではないので、閉めるべき店舗は営業しなかったのです。重要なのは、同社が自ら考え、営業できると判断した場合には店舗をあけたということです。


そこには雇用維持と経済を支えること、そして何よりも同社の商品を「今」必要とするお客様に商品を提供するという強い気概を感じます。


柳井社長が言うように閉めるのは簡単でしょう。しかしそれでは生活はシュリンクする一方だし、回復も遅れることになります。


そこには自粛警察と対極にある真の経営者の正しい判断力があると思いました。


もう一つは、5月の「私の履歴書」の執筆者が岸惠子さんだったということです。


前にも書きましたが、私の亡き母がファンで、岸惠子さんが出た作品の思い出話やエピソードをたまに語ってくれたことがありました。自分の子どもの名前に付けるほどのファンぶりでした。


母が生きていれば「私の履歴書」を読んでなんと言ったでしょう??


私自身は岸さんの若い頃のことは知らないので、なんの感慨もありませんが、掲載されるお写真はどれも美しく魅力的だと思いました。


冒頭に掲げた写真はその1枚で、長嶋さんや王さん、野村さんも一緒に写っているという豪華なスナップショットです。中央の綺麗な女優さんは有馬稲子さんですね。彼女の「私の履歴書」も迫力があって面白かったなぁ。


長く拙い文を最後まで読んでいただきありがとうございました。


6月もよろしくお願いいたします。(拝)



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