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おれがあいつで あいつがおれで [キネマのブルース]

2020-06-13T22:51:32.jpg

少し前にお亡くなりになった映画監督・大林宣彦さんを偲んでというわけではないのですが、およそ40年弱ぶりに『転校生』(山中亘 原作『おれがあいつで あいつがおれで』)を観たくなりDVDを借りてきました。


ところが、このDVDは2007年に大林監督がセルフリメイクした『転校生 さよならあなた』でした。


こちらは初めて観ました。


セルフリメイクと聞いて、1982年版をどうやって作り直したのか興味津々。


13年前の映画のことを今更とやかく書くと笑われますが、映画のストーリーは最初の設定こそ新旧とも同じなものの、舞台となる町も違い(82年尾道、07年長野)、その後の展開も全く違う作品になっていて、それでいて結末は何か一本の糸でつながっている。


さすが、大林監督だ、と唸りました。


それでも、やっぱり私は1982年版に軍配をあげてしまいます。


旧作もまた見直したいと思っています。


(素晴らしい映画を作り続けてくれた大林監督に合掌)


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