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新必殺仕事人 [f]

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ここ数日、寝落ちしがちで、更新が滞った。

さて、早速で恐縮だが、再放送で『新必殺仕事人』を観ている。

この時の【必殺】の完成度は高い。

藤田まことは円熟味の中にまだ少し若さも残っている。脂が乗ったというのはこういうことを言うのだろう。

監督がまたいい。

『悪名』シリーズで名高い田中徳三さんもとってみえる。凝ったアングルを観ると惚れ惚れしてしまう。

閑話休題、今見ると「何でも屋の加代」役の鮎川いずみがたいそうお綺麗だ。本作で人気を得た彼女は【仕事人】にはなくてはならない存在となり、松竹の看板女優の一人になっていく。この後の彼女の人気と【仕事人】シリーズの人気は偶然にも一致していたと思う。


余談だが、松竹のカレンダーで、1月が人気絶調時の松坂慶子、そして12月が鮎川いずみという年があったそうだ。当時の鮎川いずみの人気ぶりがわかる逸話である。しかもこの両名は同い年だとのこと。

話を戻す。

このあと【仕事人】シリーズはややお笑い的要素を増やしてファンの裾野を拡大する。それはそれでギリギリの許容範囲であったが、『新必殺仕事人』の時のような緊張感の方が私は好きである。
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