山本文緒著『ばにらさま』 [f]
山本文緒の作品を集中的に読んだ時期があった。
今から20年くらい前だった。
それから随分遠ざかり、久しぶりに書評欄で見て、図書館に予約を入れた。
忘れた頃にようやく借りる順番が回ってきた。
この本の表紙に山本文緒らしからぬ違和感を覚えたが、中身は間違いなく山本文緒ワールドである。私の持っている山本文緒の印象通りで、どれも面白い。
閑話休題、2021年の新刊ながら、収録されている短編小説は数年前の作品だった。
そして、昨年末、人づてに聞いた話では山本文緒さんは亡くなられたらしい。ネットで調べるとそれは事実であった。
この短編集の最後話は「子どもおばさん」。まさか、彼女の遺言書ではないだろうが、なんかそんな感じの話だった。
合掌
今から20年くらい前だった。
それから随分遠ざかり、久しぶりに書評欄で見て、図書館に予約を入れた。
忘れた頃にようやく借りる順番が回ってきた。
この本の表紙に山本文緒らしからぬ違和感を覚えたが、中身は間違いなく山本文緒ワールドである。私の持っている山本文緒の印象通りで、どれも面白い。
閑話休題、2021年の新刊ながら、収録されている短編小説は数年前の作品だった。
そして、昨年末、人づてに聞いた話では山本文緒さんは亡くなられたらしい。ネットで調べるとそれは事実であった。
この短編集の最後話は「子どもおばさん」。まさか、彼女の遺言書ではないだろうが、なんかそんな感じの話だった。
合掌