こしらの集い 2022年3月20日 [f]

最近はだんだんと【枕】の部分が増えてきている。
今日はコロナワクチン接種の話とウクライナ問題だった。どちらも会場でしか聞けない際モノだった。
残念ながら今日の入は若干少なめだった。津市在住の人が中心になってもっと盛り上げていきたい。
カムカムエヴリバディ その2 [f]

チャップリンを彷彿とさせるサンタおじさんはライムライトのようであった。
サンタおじさんの死をきっかけに三十余年ぶりに故郷岡山に帰るルイ。そこで父親の英霊に会い、母を訪ねて渡米することを決意する。
どのようなフィナーレになるのか楽しみだ。
閑話休題、長いNHKの朝ドラの中で、初めて三代、100年のファミリーストーリーを描く本作。
今までも子役、成年期、晩年と三人の女優が演じた作品はあるが、母・娘・孫娘と三代にわたる話はなかった。
当然それぞれに人生があり、そしてその人生の中身をお互いがあまり知らない。
この話の三代は間に戦争という不幸があって断絶されているせいもあるが、平和な時代であってもそれは意外に知らないように思う。
それにしても話の舞台の岡山で旧家がでてきて、岡山弁で過去を語るシーンを見ていると、金田一耕助シリーズを連想してしまう。
登場人物の勇さんの名前は岡山が生んだ名優で、金田一耕助シリーズにもよく出演した長門勇からとったのではないだろうか?(まさかね!)
バットマン [f]

5点満点で3.5点かな?(少し甘めかも)
約3時間の長い映画にもかかわらず、あまり長さを感じなかった。(それは面白かったということなんじゃ?)
にもかかわらず、ここで盛り上がったとかという場面が(私には)なかった。
全篇暗い雰囲気なのはダークヒーローの所以か!?
閑話休題、幼少の頃に、バットマン(実写)とスパイダーマン(アニメ)に親しんで以来、この二つのシリーズは私にとって別格だ。
そして申し訳ないが、ヒース・レジャーがジョーカーに扮した「ダークナイト」がバットマンシリーズで今のところ一番だと思っている。
荒神山観音寺 [f]

行こう行こうと思いつつ行けてなかったスポットである。
荒神山血煙事件で有名な古刹に往時の面影はないように感じた。
ただ、本堂には写真のような映画のポスターと三度笠、合羽が飾られていたのは予想外だった。
なぜか、映画ポスターは岐阜の映画館のようである。そして、監督は工藤栄一ではないか!妙に気になった。
『腐れ梅』 [f]

何かに紹介されていて興味をもち、読みたい本リストにあげたままになっていた本。すでに出版されて4年半ほど経過しているようだ。
出だしは読み慣れない平安時代の官職名があったりして読みにくいのだが、すぐに引き込まれた。
着想は奇想天外な印象。中身はというと、しっかり時代考証しているように思える。その理由は巻末に載せられた参考文献の上げ方だ。書名だけを見ると学術論文かと思うほど。書き方の作法も完璧である。
閑話休題、こんなことを書いて太宰府天満宮や北野天満宮からクレームが入らないのだろうか? などと妙なところが気になった1冊だった。
カムカムエヴリバディ [f]

なんのこと?って、NHKの朝の連ドラ『カムカムエヴリバディ』のこと。
いろいろと書きたいことはあるのだが、本日(2022年3月14日)放送のグッときたセリフを紹介したい。
「それでも人生は続いていく」
「おかあちゃんもただの回転焼屋のおばちゃんやなかったんや」
最初のセリフはオダギリジョー扮する父親が娘と息子に言ったもの。大きな挫折があったにもかかわらず、今も立派に生活し、二人の子の良き父親である。
その父が、人生で挫折しかかっている子どもらに向かって言った言葉が「それでも人生は続いていく」。
子どもらは父親の過去の経歴を初めて知り、同時に母親のことも知り、出たセリフが、「おかあちゃんもただの回転焼屋のおばちゃんやなかったんや」。
どんな人にも歴史がある。自分の過去を自ら吹聴するかどうかは人それぞれだが、自分から率先して話す人は大したことがない気がする。
どんな人にも過去はある。それを見くびってはいけない。
平和なウォーキング [f]

先日ゴッホ展に行った際、名古屋駅から白川公園まで歩いた。都会の道は歩いていて面白い。また、名古屋は風があまりなく、体感温度も寒くない。
白川公園のベンチで休んでいると、これこそが幸せではないかと思う。なにげない日常にこそ真の幸せが隠れている。
自己実現とか、美しい景色を見るとか、会社で出世するとか、金持ちになるとか、そんな特別なことがなくても生きて歩けて呼吸できればほとんどのことができる。
食事と服、住まいを賄うサムマネーがあればなんとかなる。
そういうことに気づかせてくれたのがささやかな日常風景であり、有難さを噛み締めさせてくれるのが海外の痛ましいニュースである。
平和が一番大切である。