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カムカムエヴリバディ 4 [f]

2022-04-05T09:47:20.jpg
『カムカムエヴリバディ』も、佳境も佳境、本日ついに安子さんが誰だったかがわかった。

閑話休題、この物語の主人公は母娘3代という設定であるが、真の主人公は深津絵里さん演じる「るい」だと思う。

私がこの番組を見始めてのは「るい編」からで、それまでの話はほとんど知らない。(暗い印象から見なかったのだ。)

深津絵里さんになってから明るく、そして深っちゃんがなんともキュートだったからだ。

言うまでもなく、深津絵里といえば、二代目シンデラエクスプレスのCFであり、踊る大捜査線のすみれさんであり、三谷幸喜作品でのコメディエンヌであり、しかしながら最近はとんとお目にかかることがなかった。(テレビや映画では。)

復活というと語弊があるかもしれないが、本作で深津絵里は見事な女優ぶりを発揮した。10代から70代までを演じ分ける力量とそれを支えるNHKの技術陣の素晴らしさは簡単には言えないし、私にはその力量もない。(メイク、照明などなど)

一例をあげると、るいの回転焼を焼く姿勢が年齢とともに微妙に変化する。20代の頃は真っ直ぐ背筋を伸ばした姿勢、40代になると、背筋は伸びたままであるが、左手を自分の腰に添えるようになる。これだけでグッと中年感が出る。

残り3話でどのような話が生まれるのであろうか?

最後に、本日、今まで声のみの出演だった浜村淳さんがラジオのパーソナリティ役で画面に登場された。生きたレジェンドが自然な流れの中で、重要な役割を果たすのは心憎過ぎる演出であり、感涙必至の場面であることを付記しておく。
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