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『捨てない生きかた』 [f]

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今日で6月終わり。早くもなく、遅くもなく。

さて、五木寛之氏の『捨てない生きかた』を読んだ。

書いてあることはごもっとも。最近の断捨離の風潮に一石を投じる内容。

五木氏は捨てないことを勧めるのではなく、こういう生きかたもあるという見本をみせている。

モノを捨てられない性分の人はこれを読んでホッとするに違いない。

しかしながら、それは五木寛之氏だからできることなのだと私は思う。

狭小な家に住む私のようなものはとてもとてもガラクタなどとっておけない。

もっとも私は実家が被災したこともあってガラクタは少ない。学生の頃までのものは全てなくしてしまっている。そのせいかあまりモノには執着がなく、ガラクタが多いのは単に片付ける時間がないせいだと思っている。

閑話休題、私は元来、五木寛之ファンなので、この本はおもしろかった。単にモノを捨てるなと書いてあるわけでもなく、その背景を深く鋭く解説している。

五木さんの全てをマネはできないが、考え方にはまた感化された。

今月もありがとうございました。
来月もよろしくおねがいします。
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梅雨明け [f]

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今さらの話題で恐縮だが、6月27日梅雨明けとのこと。

梅雨明け〜7月末日までが1年で一番暑いが私の持論。そうだとすれば、これから1か月余り猛暑が続く。

すでにここ2日はそうなっている。

ご自愛ください。
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ウルトラマンの展示 [f]

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某SCで展示されていたウルトラマンシリーズのディスプレイ。

かなり淋しい内容だった。

映画『シン・ウルトラマン』の公開とタイアップしたものなのだろうが、もう少し力を入れてほしいと思った。

また新しいウルトラマンばかりなので、オールドファンには馴染みのないキャラクターばかり。


ターゲットは子どもさんなのだろう。

それならばこれで十分と企画者は考えたのかもしれない。

子どもだまし、という言葉が頭をよぎった。
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壮行会ゴルフ [f]

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転勤の方がみえて、壮行会ゴルフをした。

とっても暑くてヘトヘト。

スコアもふるわなかった。

昨日からの疲れがたまっていたこともよくなかった。

熱中症には気をつけなければいけない。


閑話休題。

それにしても月末近い月曜日にかかわらず、ゴルフ場の入りはよかった。

失礼ながら、主流は60代以上の方と見受けられた。リタイア組であるが、この暑さの中ゴルフに興じるのであるから体力がある方たちにまちがいない。

シニアをターゲットにした消費喚起が言われて久しい。

リタイアのイメージというと、なんとなく元気がない姿を想像するが、健康なシニア層をターゲットにしたマーケットはまだまだ眠っている気がする。

いわゆる「逃げ切り世代」はまだ働けるにもかかわらず、閑職に追いやられたり、あるいは完全リタイアを余儀なくされた人たちだ。

見ようによっては、すでに生活に困らないだけの資産があり、時間もある人々である。ただし、残された時間は限られている自覚もあり、健康なうちに充実した人生を過ごしたいと願っているはずだ。

そんなシニア層向けのレジャー産業はまだまだ少ない気がする。

暑いさなか、そんなことを考えた。
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山下達郎さんの新譜 [f]

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山下達郎さんの11年ぶりのニューアルバム『SOFTLY』が去る6月22日に発売された。

達郎さんのアルバムを買うのは初めてではないが、新譜を発売早々に買ったのは今回が初めてだ。
(この年になっても初めてということがあるんだなぁ)

山下達郎さんの「サンデー・ソングブック」をゆるーく聞いている。最近はラジコがあるので、聞き逃しがなく助かる。

思えばNHKの頃(今は民放)から聞いている。

閑話休題、『SOFTLY』。ネット注文したアルバムは発売日の前夜に宅配便で届いた。(いいのかなぁ?)

発売日に義理立てしたわけではないが、その夜は聞かず、そして、まだ聞いていない。

曲はサン・ソンで紹介されているからだいたいわかっている。

今回新譜を買った理由はサン・ソンでこれでもかと紹介されたからなのであるが、決定的だったのは山下達郎さんが言われた「アルバムという発表形態がいつまで続くかわかりません」という意味の一言だった。

音楽配信全盛の時代になり、アルバムをCDなどで発表することは商業ベースにのらないということのようだ。

今の40代以上の世代がいなくなれば、一部の愛好家を除いてCDで聞くスタイルはなくなるのだろう。

音楽によって人生を彩ってきた世代にとっては、なんだか音楽が時間つぶしの消費対象だけになったような気がするのだが、おそらくこれは私の偏見だ。

新しいテクノロジーについていけない、というか馴染めないだけ。

ちなみに今回の『SOFTLY』はCD以外にレコードの他カセットテープも用意されている(さすがに私はCDを選択した)。このことがターゲットとしている購買層を如実に物語っている。
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百田尚樹著『成功は時間が10割』 [f]

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標題の本を読んだ。

帯に書いてある紹介文とは違うが、本書を読みながら改めて時間というものをじっくり考え、納得も得心もした次第。
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50代男を泣かせるもの [f]

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映画『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』を鑑賞。

テレビ『機動戦士ガンダム』ファーストシリーズの一話を翻案した映画である。

初代ガンダムをリアルタイムで見ていた世代にはたまらない。評価というモノサシがなくなる。

先日からウルトラマンやトップガンがそうだったように、明らかに中高年市場をターゲットにしているなぁと感じる。

マーケティングとはそういうものかもしれないが、一抹の淋しさを感じるのは私がへそ曲がりだからだろうか?

閑話休題、本作では、登場人物のデザインが変えられることがなく、最初のテレビシリーズのまんまであったことを付記しておく。
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『男はつらいよ 第13話 寅次郎恋やつれ』 [f]

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寅さんシリーズが今もって尊ばれるのは、戦災やその後の高度成長期の乱開発をくぐり抜けて奇跡的に生き残った古き良き日本の風情をフィルムに残しているからにちがいない。

そしてもう一つは昭和後期の美しき女優たちの若かりし頃の魅力を存分に伝えているからだろう。

この二つが真の主役であり、寅さんは触媒として登場しているように思える。

閑話休題、シリーズ第13作。マドンナは寅さん二回目登場の吉永小百合さん。


なんとも可憐で美しい。

今も変わらぬ美しさだが、やはり若さのそれに軍配が上がる。

写真は美しい花火に歓声をあげる吉永小百合。そして花火ではなく、吉永小百合扮する歌子に見惚れる寅さんである。

なんともいいカットだ!

「真面目にコツコツやってりゃぁ、いつか目が出る。世間とはそういうもんだよ」


「掃除してねぇんだ、このウチは!これじゃいい作品は生まれないよ」

いいセリフに出会った。
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名古屋の夜 [f]

2022-06-22T22:43:29.jpg
先日、久しぶりに名古屋の夜を楽しんだ(もちろん三密を避けて)。

久々のテレビ塔はウルトラマンみたいに見えた。(色合いの関係だろう。)

かつてよく行ったバーは閑古鳥が鳴いていた。一度離れた足は中々戻らないようだ。飲み癖が絶えると戻りづらい。

かくいう私も以前ならもう少し暇をみつけて訪問するだろうに、今では出るのが億劫になっている。

まちの人出もまだまだ少なく感じた。(まだコロナも油断できないしね。)
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昭和レトロの書画 [f]

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名古屋のセントラルパークの地下通路のギャラリーで展示されていた。

「日本己書道場 師範作品展」で、会期は6月21日〜7月3日までとのこと。

展示されている作品数も多く見応えがあった。

モチーフになっている昭和といっても、厳密には昭和30〜40年代が主流の庶民の生活感である。

これから数年後、平成や令和を題材にこのような書画を描くとすると、どんな様子になるのだろうか?

令和初期はマスクばっかりかな?
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