町の食堂のお昼の定食 [f]

たまたま入ったある田舎町(というと悪いが)の食堂のランチはとても美味しかった。
この日メインはいかフライと鯵の開き。フライはパリッとしていてベタつきがない。イカも柔らかい。鯵もふんわりしていて水分も丁度いい感じ。
何気ない定食だったが、とても豊かな気分になれた。手作り感満載で、こうした食事ができるこの地域は本当の意味で豊かななのだと思う。
残念ながらこうした良さは一般的にどんどん失くなっている気がする。
なんとかせねば。
弥山(みせん) [f]

閑話休題、11月は過ぎてしまえばあっという間のだが、いろいろあったことを思い出すと、とても長かったように感じる。これは11月ばかりでなく、ここ数年がそんな風である。一年早いね~、という感覚ではない。
当月は安芸の宮島に旅した。宮島は3度目となるが、弥山(みせん)という山に登ったのは初めてだった。
その昔、修学旅行で訪れた際、バスガイドさんが、「今回は行かなかった弥山は、【みせん】ということで、絶景は見られませんでした」なんていうダジャレを言っていたことを四十年経った今でも覚えている。
果たして絶景は見ることができたか、といえば、叶わなかった。
終始、雲と霧に遮られていた。残念至極。再訪しようと思うが、体力がもつだろうか?今回、体力の衰えを実感し、今のうちに行けるところに行かなくてはという想いを強くした。
もたもたしていたら日付が変わってしまった。なんとも締まらない11月であった。