ゴルフ [f]

スコアは東急百貨店と、安定の100トビ。こちらのコースは難しいので御の字の成績であるが、あと二つ、三つは縮められたように思う。
閑話休題、月曜日であったが、相当に組数が多く入っていて、昼休憩が100分と長かった。
かつての名門コースも残念ながらパブリック並の運営となっており、価格はそこそこに抑えられているものの、寂しい限りだ。
藤井聡太最年少六冠 [f]

それまでは羽生さんが記録保持者であったが、それをあっさり上回った。
記録は破られものというが、果たして藤井聡太さんの記録を破る者が現れるのだろうか?
藤井聡太さん、おめでとうございます!
大内山牛乳ソフト [f]

好天なせいか伊勢道は混んでいた。有名外車が、ツーリングであろう?、20台くらい集団で走っていた。
東紀州に入ると、基本片側一車線につき走行は鈍くなる。
それにしても、片側二車線において追越車線を遅い車が走るのはいかがなものであろう。なんとなく今の日本社会を象徴しているような気がしてならない。
乱暴なあおり運転や暴力行為はいけない。それを取り締まったところ、本来は走行車線を走るべき車が追越車線を走り、その結果、車の流れが停滞する。
個人の権利が強く守られた末、にっちもさっちも動きが取れなくなる。弱者が守られ、本来伸びゆくべき企業や人が伸び悩む。
走っていて憂鬱になった。
閑話休題、今日休憩した「奥伊勢PA」で大内山牛乳ソフトクリームを食べた。
ポスターの写真で申し訳ない。実物を取り忘れた。
ミックスを頼んだが、バニラはさっぱりしていて美味しかった。大内山牛乳とあるので、濃い味を想像していたが、逆にすっきりした甘さだった。
抹茶もあっさりながら、抹茶風味がしっかりしていて、茶処の面目躍如であった。
再び最初の話題に戻すが、若い頃、高速道路を非力な国産ファミリーカーで走っていると、「のけ、のけーっ!」という勢いで後ろからハイビームの外車が迫ってきた。私はあわてて道を譲り、サーっと抜かれたものだ。
もうそんなことは起こらないだろうが、バブルのような勢いは嫌いでなかった。いつか自分もと思わないわけでもなかった。そして、その車が大事故を起こしたり、意味なく人を傷つけたようなことも聞かなかった。私が知らないだけの部分も多いだろうが。
鎌倉シャツ [f]

その頃は近くにお店がなく、上京した際に買い求めていた。
やがて有名になり、首都圏以外にも店ができ、今やワイシャツ以外の商品も売っているようだ。
私といえば、今はまったく鎌倉シャツのことを調べてもおらず、このブログを昔の知識で書いている。
閑話休題、手持ちの鎌倉シャツの傷みが激しくなり、このほど処分することにした。形は大のお気に入りだが、袖口のほつれが見苦しくなってきた。
鎌倉シャツの弱みは、糸が細いゆえに傷みやすいところだ。昔、購入した際は鎌倉シャツにやさしいクリーニング店の案内がついてきた。
残念ながら追加購入の予定はない。
以前は1枚5千円だったので、お値打ち感が強かった。今は少し値上がりしているようだ。
誇りを持って鎌倉シャツを愛用していた頃の自分を懐かしく思い出した。
NHK朝ドラ『舞いあがれ!』のスゴさ! [f]

主人公「舞ちゃん」は物腰の柔らかい印象だが、学生時代は人力飛行で空を飛び、その後飛行機のパイロットの免許を取得、更には家業の町工場を立て直したというスーパーガールである。
そのスゴさを感じさせないキャラクターの女優を抜擢したところに、このドラマの妙がある。
閑話休題、このドラマの本当のスゴさは、離島振興や町工場の活性化を描いている点にある。
主人公は、町工場同士の連携を支援するコーディネーターを仕事とした。技術をよく理解し、それを伝えるプレゼン能力が高い。しかもメゲないし、心底楽しんで仕事をしている。その描き方が素晴らしい!
また、中小企業の真の悩みである後継者問題についても、親族にこだわらないという決断を出した。
個人保証をマストとしなくなりつつある昨今、大企業と同じように中小企業においてもこれからは社員から次期社長を登用することが増えてくるべきである。
継がす不幸、継がされる不幸、そして何より不幸なのは愚かな事業継承者に従う社員である。
今後どのように話が進むのか楽しみである。
号外 [f]

袴田氏の再審と大江健三郎さん死去のニュースで、両方ともに3月13日月曜日のものだった。
思い起こせば慌ただしい毎日で、このニュースを聞いたのはずいぶん前のことのように思う。
悲しいことである。
松田忠徳『全国温泉大全』 [f]

昔、日経新聞に連載していたときよく読んだ方が著者である。
内容は良かったが、もう少し装丁がよかったらと思う。残念!
山本文緒『自転しながら公転する』 [f]

著者は2021年秋に亡くなっている。
そのことを私が知ったのは、亡くなられてから数日してからであった。
新聞の訃報を欠かさず見ているのに見逃したのか?そのことを知人と話していたら、その知人も知らなかったという。その時は山本文緒の死が何か不思議なベールに包まれたのであるが、真相は膵臓がんだったとのこと。きっと私たちが情報不足だったということだろう。
閑話休題、私がいっとき集中して山本文緒を読んだのは二十年近く前のことである。最初に読んだ短編がとても面白く、やられたぁという感じのどんでん返しにハマったのである。
しかし、当時、文庫で出されていた作品を一通り読んでからは疎遠となった。そして、一昨年の訃報に接し、今回最期の長編を読むことに至った。
山本文緒の長編を読むのは初めてである。平易で、とても巧い文章は読みやすく、飽きずにどんどん読める。しかも内容はグッと面白い!
600ページを超える大作というのに私としてはずいぶん速く読み切った。
私は根が「女子」なので、こういう話は大好きである。読者の大方は女性であると推測する。私のような著者とほぼ同世代の男子が読んだと言えば、天上の山本文緒氏はさぞや驚くことであろう。
実にいい小説であった。
近世の曙 [f]

大河ドラマ『どうする家康』に関連したディスプレイである。
織田信長と今川義元であるが、ご存じのように両雄は桶狭間で戦い、寡兵にも関わらず織田信長の緻密な事前準備と乾坤一擲の胆力で、圧倒的な兵力の今川軍を破り、大将義元の首級を獲った。
これを近世の曙と呼ぶのはいささか違和感がある。
また、静岡県の方はこれを見てどう思うのだろうか?
織田信長は天才的な軍事と旧弊を打破する革新的な統治力で人気がある。しかし、信長に討ち滅ぼされ、蹂躙された地域では、つい最近まで信長憎しの民意が残っていたとも聞く。
実は奥深い問題なのだと思う。