わが青春の卸センター [f]

本日訪問したところ、果たして噂は本当だった。ほとんどの建物は壊され、アスファルト舗装も撤去されていた。
閑話休題、卸センターは昭和40年代、全国各地に多数できた。市街地に分散していた卸問屋を郊外に集約し、卸機能の高度化と物流の合理化を図った。
一方、卸問屋の跡地は商業車の流入がなくなり、交通渋滞が解消された。場合によっては小売店舗になったり、宅地にかわったりした。
しかし、卸機能の高度化が更に進み、地方の卸センターの存在感は徐々に薄れていっている。
写真の卸センターの事情は全く知らない。
自分の仕事の基礎を作ってくれた卸センターがなくなったことは残念だが、これも時代の流れなのだろう。