ご丁寧に [f]

ご丁寧に、有り難いことだと思う。
おカネも時間も遣ってのことだ。忙しい、時間がない中で、しかもやっつけ仕事ではないことが、メッセージや品物から滲み出ていた。
もっと一緒に働きたい方であった。
ブラック師匠の独(毒)演会 [f]

今回は落語一席のあと中入り。後半は歌謡ショーという変則プログラムだった。
歌謡ショーがめちゃくちゃに面白かった。
今回、落語を初めて生で見るという方がいた。これが標準ではありませんからと、周りの人が説明する始末。
こんな抱腹絶倒で始まると、次からが大変だろうなぁと、変な心配をした。
年に一度、巡り会える幸せ!
阪神、日本一になる [f]

38年前、私は大学3年生だった。
うすら寒い下宿の部屋で、学園祭の準備をしながら、テレビ中継を見ていた。
西武に4勝2敗で日本一になるのだが、なんか西武に譲ってもらったような、不思議な勝ち方だった印象だった。
一応阪神ファンだった私は友人と祝杯をあげた。
日本一も嬉しかったが、その前のリーグ優勝のほうが嬉しかった。
さて、今年の阪神は普通に強かった。
85年のような派手さはない。あんなチームはあの後ないような気がする。
今回の日本シリーズも最終戦までもつれ込んだが、がっぷり四つの横綱相撲を両チームに見せてもらった。
長いシーズンが終わった。
これから冬だなぁ〜。
壁の塗替え [f]

中々コストはかかったが、それだけの有難みは薄い(残念)。
美観というよりも、防水などの機能面の回復が主であるから仕方ないのかもしれない。
正直、キレイになったとは思うが、感動が薄い。
幼少の頃に一度、高校生の頃にも一度、家の塗装を行ったことがある。あのときはなぜかワクワクしたんだよなぁ〜。
3回とも違う家である。
もっと違う色にしたほうがよかったかな?
団鬼六『死んでたまるか』 [f]

その鬼六氏のエッセイは、味わい深く、氏の人生経験の重層を知ることができる。
そこには色物の浮ついたものはなく、その時代の激しさを感じるばかりである。
一読に価する一冊であった。
特別休暇 [f]

霜月と言うにはあまりにも日差しが熱い。
学生の頃、北陸から後輩が名古屋にやってきて、11月の日差しの強さに感動していた。北陸では鉛色の厚い雲におおわらる季節の始まりが11月であるから、裏表の関係を再認識したのだろう。
それが、今から36、7年前で、その頃に比べても昨今の日射しは一段と強さを増したと思う。
ところで、先月の末より病いのため自宅療養している。盆正やGW以外でこれだけまとまった休みを取るのは久しぶりだ。
病気療養で、体調が悪いから遊びには出かけられないが、少しの読書やビデオ鑑賞はできる。たまっている本やテレビ録画の類を少し片付けることができた。
職場の者には迷惑をかけるが、正直言って大した仕事はない。私に言わせればそれらは仕事のための仕事である。くだらない仕事から強制的に開放されて、「私はついている」と神様に感謝した。
そろそろ本質的な仕事を片付けるために明後日には復帰する予定である。
熱は下がり、喉の痛みも収まりつつあるが、まだ身体はダルく、ふらつき感もある。
果たして大丈夫だろうか?
閑話休題、立川談志が他界されて、今年で丸12年。今月は十三回忌法要。
写真の『談志が死んだ』は亡くなった翌年に出版されたもの。著者は談志直弟子の立川談四楼。
先日図書館で借りて積んであったのをこの機会に一気読みした。たいへん面白かった。
ちなみに私は談志ファンではない。談志が現役でテレビて活躍していた頃を見ていないし、若い頃の落語も聞いたことがない。
立川流を立ち上げてからの落語をテレビか何かで聞いたが、好きになれなかった。以後、立川談志は自分好みと違うと思ってきた
談志の落語は時期によって演じ方が違うことを、この本で知った。そして若かりし頃のものは好きになれそうな気がした。
十三回忌を前に、『談志が死んだ』の続編が出ると耳にした。
その名も『シン・談志が死んだ』。
読もうと思っている。