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浅田次郎さんのエッセイ [f]

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作家の浅田次郎さんが好きで、結構読んできた。

2000年頃だったか、後輩二人が薦めてくれたのが読み出すきっかけである。お互い接点のない後輩二人に、ほぼ同時に言われたから、「食わず嫌いでもいけない」と考え読み出した。

浅田次郎さん原作の映画『鉄道員』を観たのは読み出す前であったように記憶する。

映画はよかったが、本を読もうとは思わなかった。「読んだら見るな、見たら読むな」を守ったのである。

果たして、後輩の言を信じ、読み出すと、浅田次郎さんは面白い、ためになる、泣かせる等々、いわゆる「ハマった」のである。

『鉄道員』も読んだ。本も、映画もいいという数少ない作品と思う。

閑話休題、さすがに全作品が素晴らしいとは言わないが、浅田さんのエッセイは、(今のところ)例外なく好きだ。

写真のエッセイを最近読んだ一冊。

近頃は本を読む時間がなく、積ん読がたまる一方である。

隠居生活に入ったら、読書にいそしみたいと考えている。そこで得た楽しみや知識は自己満足に相違無いが、それで十分だろう。

果たしてその日はいつ来るのだろうか?!

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