電車 [f]

最近は車移動が増えたから、たまに乗る電車は新鮮だった。
少し奮発して近鉄特急「火の鳥」にした。スタンダード席でも快適空間で、乗車時間も通常特急より少し短い。
思い起こせば以前はほとんどの移動が電車をはじめとする公共交通機関だった。
移動中は自由時間だから新聞や本を読むことが多かった。試験勉強をしたこともあった。たまには睡眠不足を補う時間となることも。
さすがに今、新聞を読む人は見かけない。ほとんどの方がスマホに目を落としている。
閑話休題、最近の私の読書量が激減したのは電車移動の減少と正比例している。
それとブログを書くなどの時間もなくなった。電車やバス、そして歩くという行為は私の心の余裕につながっていた。
長年の習い性から脱却できず、心の余裕がなくなっている。忙しいという字は心が亡ぶと書くが、まさにそのとおりである。
これまでの生活習慣から新しいそれに慣れることができない。私はそれを年のせいにしている。
あんかけスパ [f]

案の定長蛇の列で食べるのを諦めた。
最近は平日でも混み方がすごい。前から流行っていたが益々ご繁盛のようだ。
適当にランチどころを探していたら偶然見つけた「あんかけスパ屋さん」(名前は忘れてしまった。)
こちらも混み合っていたがお昼のピークは過ぎたようで、1名カウンター席はすぐに入れた。
注文はスマホから、水もセルフ。お勘定もセルフ。人がやっているのは料理を作るのと運ぶことの二つだけ。
人手不足に加え、合理化によるコストダウン圧、そして技術の進歩。この3つが合わさって出来上がったお店のシステムだ。
こういった飲食店が増えてきている。もう少し広い店舗なら運ぶのもロボットになる。
重要なことは大衆がこれを受け入れていること。それがなければ進まない。
デジタルとアナログの狭間で人は順応していっている。
忙中閑あり〜年末の寂寥感 [f]

12月上旬は暮れ独特の忙しい感じ。中旬は飲む機会があったり、クリスマスの準備だったりで高揚感があります。そしてクリスマスが終わって26日になるとお正月準備モードです。
お正月が昔ほどハレの意味合いがなくなった分、正月準備も軽くなったり、アウトソーシングできるようになっていると思います。
閑話休題、12月はいろんなことを感じさせてくれる月で私は好きです。
前半、中盤、そして後半とそれぞれ感じ方は違いますが、どの時期も趣きが異なりそれが良いのです。
もちろん大晦日前の忙中閑ありといった独特の寂寥感も私の好むところであります。(感じ方は人それぞれ違うと思います。)
良い年をお迎えください。