作 [経営に関する世迷い言]
昨年末に知人からいただいた「作」の新酒。
甘口かと。
真偽のほどは定かではないが、昔ある人から聞いた話では、甘口でおいしい日本酒を造るのは難しいとか。
理由は味がごまかせないから。
辛口だとある程度はおいしく感じるものだ、というのがその方の言い分だった。
この「作」はその難しい課題を乗り越えておいしく仕上がっている、と思う。 (私は味覚に自信がない。)
閑話休題、「作」。
今や全国的ブランドとなった「作」。味がいいのはもちろんだが、ネーミングがカッコよくて覚えやすいこともヒットの秘密だと私はみている。
ガンダムのザクとは違うのだよ、というのは蔵元の弁だが、もしかするとそれはもっと違った大人の理由があるのかもしれないなぁ。
景気の実態はいかに [経営に関する世迷い言]
先日に引き続き『TSR情報』から。
同誌によると、2020 年度の小売業者の倒産件数は過去30年間で最少の1054件ということである。 同誌の分析によると「巣ごもり需要」のおかげで小売業は概ね堅調とのこと。
先日発表された2020年10〜12月期GDPの速報値も予想より良かったなどコロナ禍でも実績を残している経営者の方は多いということであろう。
日経平均株価の上昇もカネ余りだけとは言えないのかもしれないと思う。
景気の実態は? [経営に関する世迷い言]
TSR情報によれば12月の倒産件数は過去50年間で二番目に少ない水準だという。
元々倒産件数と景気とは直接リンクしないと言われるが、それにしてもコロナ禍の中では低すぎるように思う。(倒産が少ないことはいいことだけど。)
観光関連や飲食店の方には申し訳ないが、それ以外の業種では意外とコロナの影響を受けていないのかもしれない。
また、政府の補助金とかでとりあえず延命できている場合もある。 昔から景気回復期に倒産が増える傾向にあるとも言われる。 コロナ禍から抜け出し、政府からの補助金が打ち切られた時こそ用心が必要なのかもしれない。
閉店ガラガラ [経営に関する世迷い言]
日経平均株価が好調だ。先週末は少し値下がりして終わったが、3万円台をうかがう勢いは変わりないだろう。明日からの展開に興味津々だ。
1990年年初、日経平均株価は4万円を目前に値を下げ始め、あれよあれよという間に3万円を割り込んだ。 世にいうバブル崩壊である。
あれから31年。ついに3万円を回復する日がやって来そうだ。
閑話休題、バブルが崩壊した頃、それまでの高級路線から一転して人々は安いものを求めるようになった。
流通業はそれに応えて低価格路線に突入。「価格破壊」という言葉が生まれ、それを牽引したのがカテゴリーキラーと呼ばれる企業群だった。
たとえばトイザらスはデパートのオモチャ売り場を屠り去った。
そして、洋服の青山に代表される紳士服量販店は百貨店の紳士服売り場を縮小させた。 時代は流れ、今も人々の安くて良いものを求める姿勢はあまり変わっていない。
しかしながら、大衆の購買欲を満たすプレイヤーはネットショップの隆盛で入れ替わった。その象徴がトイザらスの凋落だろう。
さて、ここに来てコロナ騒動による新しい生活様式は人々の買い物の中身を変えている。 元々クールビズでスーツの需要が落ちていたところに、在宅勤務が広まってスーツを着る機会が大幅に減った。
需要がなくなれば商売のしようがない。
青山商事が大規模なリストラ計画を発表し、多くの店舗が店を閉める。私の住む町の店舗もその一つとなった。
「諸行無常」の言葉が頭から離れない。 諸行無常の出典『平家物語』が語られた平安時代末期から鎌倉時代初頭も疫病が流行したと聞く。
げに人の世を生き抜くのは難しい。
ビール戦争 [経営に関する世迷い言]
ハッキリした売上順位が頭に入っていないので申し訳ないが、最近のビールの売上はアサヒとキリンがまたまた拮抗していると聞く。
これは発泡酒や新ジャンルと呼ばれる第3のビールも含めた話となる。 おそらく本当のビールの売上だけでいえばアサヒのドライがトップだろうと思う。
いつのまにかビールは機能性食品みたいになってきて、プリン体ゼロや糖質ゼロ、カロリーオフなんて商品が増えた。 それらは発泡酒や第3のビールなので、ビールは飲みたいけど健康を気づかう人にとっては値段も安くてまさに一石二鳥ということになろう。
そうした商品の開発力はキリンが他社よりも一歩リードしている感がある(私個人の感想)。ゆえにビール類総合ではキリンが着々と業績を伸ばし今や首位が入れ替わるかどうかというところまで来た。(もう入れ替わったのかな?)
閑話休題、キリン一番搾りの糖質0。
ついにほんまモンのビールでも機能性をうたう商品が出た。(発売されたのはちょっと前なんで今更の話題ですみません。)
思い起こせば昭和の高度成長期はビールといえばキリンラガーだった。あの頃のキリンビールのシェアは7割近かったのではないか?! 理論的には崩されないはずのシェアをひっくり返したアサヒのスーパードライは誠に素晴らしく美味しいビールだし、再びその牙城を崩しにかかるキリンの総合力は天晴である。
エラソーに能書きをたれながらうまいビールを飲める私は幸せの一語に尽きる。
Go to の達人 [経営に関する世迷い言]
以前にも書きましたが、知人で「Go to」の達人がいます。
その方は「Go to トラベル」を駆使して、県内のホテル・旅館に泊まり今回の施策を十二分に活用してみえます。
その情報収集力、こまめさ、行動力には頭が下がります。
先週末も鳥羽で2泊別のホテルで泊まり、その後四日市のビジネスホテルで宿泊、翌日はそのまま出勤するという離れ業をやってのけました。
「Go to トラベル」の35%オフに宿泊サイトや三重県のクーポン券を組み合わせると宿泊代の追加料金は数千円程度で済むらしく、中には追い金ゼロのケースもあるとのこと。
しかも最近では「地域クーポン券」ももらえるので、それをガソリン代に充当するなどして身銭をほとんど使うことなく旅行が楽しめると喜んでみえました。
閑話休題、写真はその地域クーポン券を使ってのお土産です。
鳥羽国際ホテルのチーズケーキ。久しぶりに食べましたが、やっぱり美味しいです!
もちろん、これらの補助金の多くは税金なのですが、じーっとしていてもお金は動かず、経済活動は滞ったままとなります。
かのケインズ政策は公共事業でしたが、現在の「Go to キャンペーン」も見方をかえれば立派なケインズ政策です。
補助金という税金が呼び水になって結句、税収が増えればよいのです。
「それって税金でしょ?」って眉をひそめるのではなく、大いにこの流れに乗って私の知人のように動き回るべきなのでしょう。もちろん、言うまでもなく「新型コロナ感染防止」は徹底して!
それともう一つ、旅を楽しむことで、ストレス解消や英気を養うことになり、仕事にもやる気が出ると、かの知人は言ってみえました。
ところでこの知人、「Go to イート」も楽しんでみえて、いや、ホント恐れ入りました。
コンビニ熱 [経営に関する世迷い言]
一時、仕事の関係もあってコンビニに日参した頃がありました。今から15年くらい前です。 業界情報も入りましたので、実地に店舗を見に行くのも楽しいものでした。
ところで、最近はいろんな情報がネットで収集できます。
たとえば「チョコバナナのもちもちクレープ」についてもパッケージやネーミングに関する開発者および会社(ファミリーマート)の意図や意向が簡単にわかりました。
世間には勉強の材料がそこかしこに転がってるんですね。
ちなみに私はこの商品、子どもの頃に食べたバナナケーキの味を思い出し、たいへん懐かしい気分になりました。
なぜか、ブルー [経営に関する世迷い言]
少し更新の間が空いてしまいましたが、みなさまお元気でしょうか?
気づけば日付が変わり、今日は29日。もうすぐ8月も終わり。今月も早かった。
1日も短い。
というか、使える時間がなさすぎる状況です。
転職しないとこのままズルズルと年をとってしまうことは明らかです。
しかし糊口もしのがねばいけないので、行動に移すか、どうか、迷いどころです。(結局、行動せず、なんも変わっていないのですが。)
閑話休題、写真は往年の頃、キャンプなどのアウトドアでたいへんお世話になった簡易テーブルです。イスとの一体型。
先日の物置整理の際、みつけました。
久々に使おうとしたところ、経年劣化でプラスチックが数か所壊れていましたので、捨てることにしました。
これも断捨離。
この簡易テーブルも、もしかすると今はいろんな色のものがあるのかもしれませんが、当時はなぜか、ブルーしかありませんでした。
シートもブルーでしたし、ブルーに何か理由があるのでしょうか?
もし、特に理由がないのであれば、違う色の商品を作ればヒット商品になる確率はかなり高いと思います。
以前、某企業が電気コードが白色ばかりなのを不思議に思って、別の色のを作って販売したところよく売れた、という話を聞いたことがあります。
業界によっては一考に値するものと考えます。(すでに発売されているのであればスミマセン。)
今日は売り切れてました!ローソンの「バスチー」 [経営に関する世迷い言]
TBS系TV番組で『ジョブチューン』(2020年8月22日放送)で取り上げられたローソンのスィーツたち。
中には酷評を受けた商品もありましたが、上位3つは審査員のパティシエたちから大絶賛を受けていました。
第1位は「バスチー」。価格は税込み215円。
バスク風チーズケーキブームを巻き起こしたことで既に有名な商品です。
今回、あるパティシエの方が審査の際にマイ計量器を取り出して重さを量ってみえました。
重さ75グラム。
重さを量った理由は、スィーツというのは重さと原価が正比例するそうで、重さから判断すると、この215円というのはかなり利幅を削っている、という意味のことをおっしゃってみえました。
もちろん、味の方も文句なしというコメント。
つまり、「バスチー」は美味しくてお値打ちということです。
閑話休題、私は食べず嫌いでした。今までバスチーを買わなかった理由は「小さいのに高い」という印象があったからです。
それがパティシエの方から先ほどのような解説を聞くといきなり割安感が出てくるのですから私も単純なもんです。
早速、買って食べてみました。
気の利いた食レポを書く能力がありませんが、たしかに美味しいです。
味にコクがありながらチーズの味は嫌味なくすっきりしています。
「空気が混ざっていない(=先ほどのパティシエの方の言葉)」重量感があるので1個でも満足できるし、口どけがいいのであと1つ2つは軽く食べれそうです。
今さらですが、ローソンスィーツのレベルの高さに驚くとともに、できれば開発の裏側もみせてほしいと思った次第です。
アフターフェスティバル その2 [経営に関する世迷い言]
新型コロナの流行により、観光産業であるとか、祭りに依存した町づくりのあり方を見直す必要が出てきました。
まず、ホテルや旅館は“テイクアウト”はできませんからどうすればよいのか?
いずれ新型コロナもワクチンができ、治療薬もできれば、アルコール消毒のような予防措置を行いながら人々の往来も戻り、観光産業もまた元のような需要が出るでしょう。
それまで耐える、我慢する、というのも一策ではあると思います。
もう少し積極策を考えるのであれば、「地域内」でお金をどう循環させるかという仕組みを考えるべきでしょう。お金のかわりに「モノ」や「サービス」でもいいのかもしれません。
つまり、地域内で経済を回すことができればその地域は安定します。できない所はどんどん廃れていくことになります。
一方で、このような新型コロナ禍であってもしっかり地域外から外貨を稼ぐことができるのであればそれで良いのだと思います。
ところで、祭りというのは「ハレ」の場であって、その対極に日常の「ケ」があるわけです。
日頃はつつましく生活し、年に1度のお祭りにお金・時間・奉仕を惜しむことなく使い祈りを捧げるというものでした。(かなり乱暴に要約してますが)
写真は私の町内の祭りです。もちろん今年は中止になりましたが、これで金銭的に困る人はかなり限定的です。むしろ今年の予算が残るので金銭的には余剰が発生するわけです。
毎年やってきた祭りができない淋しさはあるものの、経済的にはそれほど深刻なものではありません。
これが全国に知られるような大きな祭りであればそうはいきません。
経済的影響も大きく出ています。
その問題を解決することは、イベント化した祭りのあり方を考え、再構築するということになるのでしょうが、その難しさは並大抵ではありません。(ちなみに私はノーアイデアです。)
先日、何かで次にような記事を読みました。
「自らの事業を根本から変えなくてはならない」
こういった主旨の発言を日本電産の永守会長とユニクロの柳井会長兼社長がなさっているそうです。
今の日本を代表する経営者お二人がこれほど強い危機意識を持っていることに驚くとともに、「コロナこわいねー」「いつになったら前みたいになるのかなぁ」などとのほほんとしている自分が恥ずかしく、また焦りを覚えました。
変えるものは何か、捨てるべきもの、生み出すべきものは何か、こうしたことは経営者の方は今回の新型コロナ禍で真剣に考えてみえたことでしょう。夜も眠れない日々が続いた方もみえるでしょう。
しかしながら、おおかたの社員はそうしたことは考えていません。
社員が考えることは、新型コロナによる不況でリストラにあったらどうしようという危機感です。
同じ危機感でも経営者と社員では180度違うと言ってもいいでしょう。
そこを勘違いされる経営者の方は「笛吹けど踊らず」と思ってしまいます。
端的に言えば、当社はリストラはしない、雇用は守るということを社員に宣言し、事業再構築のための役割分担を明確にすることが肝腎です。当社の業績が維持・発展すればリストラなどありえないという目線合わせが必要です。
長文かつ雑駁な内容となり失礼しました。くれぐれも後の祭りにならぬよう注意したいものです。