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トップに必要なもの [経営に関する世迷い言]

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日経新聞7月30日・8月6日付け夕刊に松井道夫氏(松井証券元社長)インタビュー記事が2回連続で掲載されていて興味深く読ませていただきました。


特に引き付けられたのは、松井氏の考える「経営トップに必要な3つの要素」がその理由とともに語られていた点です。


① 直観を大切にする(逆に、常識に基づき論理的に考え皆んなが賛成するようなものは失敗する)


② 運を大切にする(悲観的に考えると良い運を遠ざける)


③ 経営哲学を持つ(哲学がないと真剣勝負に勝てない)


他にも経営者の方に読んでいただきたいことが書いてありましたので、関心がある方はぜひお読みください。


ちなみに私はこの3点を持ち合わせてない/もしくは弱いですね。ゆえに経営者に不向きなのでしょう。


克服したいものです。


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あなたは一倉定を知ってるか?! [経営に関する世迷い言]

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昭和の、伝説の経営コンサルタント・一倉定(いちくら さだむ)をあなたはご存じでしょうか?!


その徹底した指導ぶりは「鬼一倉」と怖れられ、一倉定を崇める社長たちを一倉教の信者と呼んだそうです。


そんな一倉氏の経営コンサルの要諦をまとめた冊子が2019年に出版されていました。


先日たまたま本屋さんでみつけて速攻で買い、読みました。


一倉氏の経営コンサルの基本理念は、「起きることは全て社長の責任」という覚悟であり、「自分以外は全てお客様である」という地動説の経営観にあります。



とにかく全ての中小企業の経営者の方にぜひ読んでもらいたい1冊です!


【余談】

私は、30代前半の頃に先輩の勧めで一倉氏の著書を読み、いつかはコンサルタントになるつもりで勉強しました。


やがてその夢を忘れ、無為に時を過ごしました。


いま改めてそのエッセンスにふれ、経営における大切なことというのは変わらないものだということを実感しています。


昭和から平成を過ぎ令和となり、枝葉末節は変わりましたが、根幹は変わらない、それを確信しております。




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ほうれん草に紫のテープを巻いた人 [経営に関する世迷い言]

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写真は2020年8月5日付けの中日新聞です。


フレックス(現マックスバリュ東海)創業者の中西久雄さんの訃報で、去る7月31日、95歳でご逝去されたとのこと。


昭和の三重を代表する名経営者がまた一人お亡くなりになられた。


閑話休題、生前1度だけ中西さんの講演を拝聴したことがあります。


その中の一つが、ほうれん草を店頭で売りやすくするためにテープで巻いたとき、さて、何色のテープが一番ほうれん草と合うのか試行錯誤を重ねた結果、一番合ったのが「紫色」だったというエピソードを披露されていました。


今ではどこのスーパーでも紫色しかないと思いますが、これを考えたのが中西さんだったのです。


中西さんはこの話をされた理由は、知恵を絞る大切さを伝えるためでした。四六時中商売のことを考えていて初めて天啓に導かれることがあるということをおっしゃってました。


心よりご冥福をお祈り申しあげます。合掌


 

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夏が来た! [経営に関する世迷い言]

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ようやく梅雨も明け、夏本番ですね!


と、いきたいとこですが、コロナの関係で心も世間も経済も冷えてます。


ここに来てなすすべもなく、途方に暮れている方も多いのではないでしょうか?


ポストコロナ、ウィズコロナなど掛け声はあっても具体策が乏しい。


平和を前提としている産業は中々簡単には変われないのが実状です。


コロナ禍という荒波の中をたくましく泳いでみえる経営者の方には敬意を表する次第です。


しかしながら、そうでない方の方が圧倒的に多く、経済が縮小するのはまちがいないでしょう。


スクラップ&ビルドが可能なのか? 私自身も知恵を絞り汗をかき変身したいと考えています。


向日葵のように元気!元気!!でまいりましょう!!!

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ついに出てしまったか [経営に関する世迷い言]

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新聞報道によれば新型コロナウイルスの影響でレナウンが倒産しました。


元々経営は苦しかったようですが、最後はウイルスにとどめを刺された恰好です。


人も企業も生き物として体力のないものから負けてしまう、そんな構図が浮かびます。


持久戦に持ち込まれた場合、そもそも今回の新型コロナウイルスの影響が大きい企業は極論すれば生き残ることができなくなります。


つまり、新しいビジネスモデルをみつけなければなりません。 そしてそれは言うまでもなく容易ではないことです。


抜け出す道の一番はワクチン開発です。 どうやらこれも日本は欧米と違って後手に回ってるようです。 きっと大方の日本人は前例のないことをやるのが苦手なんでしょうね。


閑話休題、今回のニュースを見ると、明日は我が身かもと身の縮む思いです。

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【番外】これはスゴイ!取組みですよ!! [経営に関する世迷い言]

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2020年4月28日付け『中日新聞』に掲載された広告。


愛知銀行さんが、新型コロナウイルス対応としてゴールデンウイークを返上して「融資相談会」を行うという案内です。



これこそ地域密着! 

お客様のことを考えているからこそ出てきた企画でしょう!


同日付けの中日新聞によれば、金融庁および経済産業省はメガバンク4行に、4月27日、ゴールデンウイーク中に新型コロナウイルスに関する融資相談を実施するよう依頼。4行は承諾した旨が報じられています。


これは私の推測ですが、愛知銀行さんはそれよりも前に今回の企画を考え、準備してこられたのでしょう。ゆえに4月28日、こういう広告を出せたのでしょうね。


別の報道では、今回の新型コロナウイルスの影響で売上が減少するなどして融資の相談が爆発的に増え、政府系金融機関は業務がパンクし融資の相談から実行までに時間がかかっているようです。


そんな中、愛知銀行さんのこういう取り組みはこの未曽有の危機に直面し困っている中小企業さんや個人事業主さんにとっては朗報です。


他の地域金融機関さんにも追随してほしいものです。

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【番外】G-netさんの新しい取組み [経営に関する世迷い言]

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昨日(4/26)付けの中日新聞1面にバーンと大きく載った記事です。


岐阜駅前に本拠地を置くNPO法人G-netさんが仕掛ける「つながるキャンパス」。https:tsunacam.net/


新型コロナウイルスの感染防止のため大学に行けず自宅や下宿に待機する学生がネットを使って交流会や職場体験ができる企画とのこと。


こうした企画がすぐ立ち上がってくるところがスゴイと思います。


以下は私の推測です。(ですので間違っていたらすみません。)


今回の企画はたとえハード面の準備ができたとしても、この企画に賛同する企業や大学・学生がいなければ成り立ちませんし、またすぐ集めることは難しかったでしょう。


G-netさんにそれができたのは常日頃から学生・大学・企業と連携し、信頼関係があってこそです。


(日頃の関係がない、もしくは薄い場合ですと評論家的な意見による却下が多いものと推測します。)


もう一つのポイントはSNS。


私もそうなんですが、これを肌感覚的に理解できていないとこういう企画のツボをおさえることができないでしょう。


閑話休題、新型コロナウイルスは早く鎮静化してもらいたいですが、今回の危機をきっかけに様々な「障壁」(≒既得権の抵抗勢力)がなくなるか、小さくなるはずです。


そうしなければポスト・新型コロナウイルス後の劇的な回復はのぞめません。


自宅待機しているこの時期に準備しておくことが肝心となるのです。

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【番外】君は、生き延びることができるか? [経営に関する世迷い言]

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皆様におかれましては新型コロナウイルスの怖ろしさをひしひしと感じておられていると思います。


休業要請を受けて営業を取りやめ、またそれ以前からの売上減少で経営先行きが見えず途方に暮れている経営者の方も多いでしょう。


経営者の方は、今はまず現金確保をすることが重要です。


いつ、何が起きるかわからいので現金はなるべく確保しておくことです。報道によれば大手優良企業もそのような行動に出ています。


まずはお取引のある金融機関に相談に行くことが必要と考えます。


あるいは日本政策金融公庫(旧国金)など政府系金融機関へ行かれるとよいと思います。


ご存じののようにこれらの金融機関に相談が爆発的に増えており、相談~融資実行まで時間がかかるようです。


まだ相談されていない経営者の方は早く重い腰を上げるべきです。


あともう一つお勧めしたいのが、経済産業省の「新型コロナウイルス感染症」のページをチェックすることです。⇒URL https://www.meti.go.jp/covid-19/


国の施策にどんなものがあるかをチェックして活用できそうなものを大いにつかっていくことです。


今は非常時です。


生き延びることができれば、この緊急事態が収束した後にリカバリーできるでしょう。


私も他人様のことを心配できるほどの余裕はありません。


健全な危機意識をもってともに頑張って生き延びましょう。


以上は私の個人的な見解です。一つの参考意見として受け止め、ご自身でよく考えて行動されることをお願いします。


(写真は本文の内容と特に関係はございません。)


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【番外】そういった知恵やアイデアが最も求められている(小出宗昭さん) [経営に関する世迷い言]

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えっ!? ブログ休載ではなかったの? と、言われそうですね。


元々このブログは「経営に関する世迷い言」(本当は世迷い言ではいけませんが)を書くのが主旨でした。それに外れるものばかりになったので、平時はそれでもお許しいただいたとして、今のような状況下ではそれではいけないと思い中断することとしました。


今回、書くような情報は発信していきたいと考えておりますので、これからも不定期に掲載してまいります。


閑話休題、昨日朝NHKテレビを見ておりましたら、富士市産業支援センターの小出宗昭センター長がどどーんと出演されていました。


小出さんが新型コロナウイルスで売上減少した中小企業からの相談に全力で取り組んでみえる様子がTVに映し出されていました。(言うまでもなく、小出さんはいつも全力ですが)


いつものような笑顔ばかりでなく、時折難しそうな顔をされたり、椅子に思いっきりのけ反る姿が私には印象に残りました。


このような状況下ではいくら中小企業コンサルの神・小出さんでも快刀乱麻の解決策をズバズバ出されることは難しいと推測します。(失礼ながら)


「そういった知恵やアイデアが最も求められている」


小出さんの言う「そういった知恵やアイデア」とは、お金を極力かけずに今まで培った強みを最大限に活かす別の売り方・ビジネスモデルを指すのだと思います。


この日の相談では、某飲食店(鰻屋さん)の団体客キャンセルによる売上激減対策としてこれまでやってきたネット販売に注力するアイデア。


同じエリアにある日本酒のネット販売とコラボレーションを提案されていました。


もう一つは飲食店のデリバリーサービスでした。ただの「デリバリー始めました」ではなく、食べやすくてデザイン的にもアピール度の高い容器を工夫するなどいくつものアイデアを盛り込んだものでした。


起きてしまったことを嘆いたり、批判・非難するだけでなく、しっかり前を向いて生き残る対策を一人一人がしないと政治家任せだけでは資金(=税金)も枯渇し国が傾いてしまいます。


真剣に考え行動することが必要と感じた番組でした。

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『掘り起こせ! 中小企業の「稼ぐ力」』 [経営に関する世迷い言]

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f-Bizセンター長・小出宗昭氏の新著『掘り起こせ!中小企業の「稼ぐ力」』を紹介させてください。


私は小出氏の著書を全て持っていますが、この新著には大きく二つの特色があります。


①小出氏初の新書版


②巻末に地域エコノミスト・藻谷浩介氏との対談が収録されていること


結論を申せば、今までの中でこの本が一番いいです。もちろん、今までのものもよいのですが、ここにきてそれを上回る仕上がりの本が出てくるというのさすがだというのが率直な感想です。


その理由は、小出氏のコンサル実績が年々グレードアップしていることは言うまでもありません。加えて今回の出版元である光文社新書ならびに編集担当者の企画力と小出氏が今まで語ることがなかった言葉を引き出す力が優れていた結果このような素晴らしい本が出来上がったのではないかと推測します。


特に本筋とは関係ないかもしれませんが、かつて小出氏が自分が勤務していた静岡銀行から言われて初めて出向するときの自分の気持ちや葛藤について書かれているところは、小出氏であってもそうだったのかぁと思わずにはいられません。私も同業に勤務していたのでその心情はよくわかります。


また、中小企業支援の場において小出氏が地域金融機関に対する苦言をこの本の中で述べられているのもこれまでのご著書にはなかったように記憶します。


全国20か所の各Bizのセンター長の選び方についても相当詳しく書かれているのには驚きましたし、私自身の力量のなさもよくわかり、納得もいたしました。


閑話休題、銀行の構造不況が言われて久しい中、特に最近では地域金融機関、とりわけ地銀に対する圧が強くなっています。地域振興や町づくりに関与しない地域金融機関の経営はありえないでしょう。そんなことはわかっていると誰もが言いますがその本質を理解し、行動、そして成果まで出しているところはほんの一握りしかありません。地域金融機関の多くは本質的な理解すらできていないというのが私の見解です。


地銀の方にはぜひ読んでいただきたい1冊です。

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