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恩師の古希祝&出版記念パーティー [金沢エレジーもしくはプレイバック]

7月15日の海の日、恩師の古希出版記念パーティーに出席するため京都にまいりました。

曇天ではありましたが、梅雨の合間の中休みで、雨には降られずまずまずのお天気でした。
会場となったのは京都東山にある「ザソウドウ」という素晴らしい所でした。

高台寺のすぐ近くにある1400坪の敷地には、庭園と日本建築があるというとても贅沢な空間です。

周囲の喧騒は遮断され、庭の木々が隣接する無粋な建物を巧みに隠しています。

そこで開かれたパーティーは大層アカデミックであり、いくら教え子といえども世間の垢にまみれた私にとってはいささか場違いでありました。

来賓のスピーチが豪華絢爛でした。

地域経済論の開祖であり、大御所、生きた伝説の宮本憲一先生。京都の門川市長と奈良の仲川市長という日本のかつて都の現役市長をつとめるお二人。その他に業界の著名人が数多く参加されていました。

今日の主賓である佐々木雅幸先生の研究成果が立派なだけでなく、そのお人柄にこれだけの方々が集まったのだと思いました。

その門下の端に名を連ねることができたのは私にとってたいへん光栄なことであります。

在野の研究員として何か始めたいと考えています。




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金沢日帰りツアー [金沢エレジーもしくはプレイバック]





金沢日帰りツアーももうすぐ終わる。

往復の乗車時間はお金を惜しむものだから10時間。

たとえJRをつかっても2時間しか短縮しない。


それだけ時間かけて行ったのに滞在時間は3時間。それでも今日の美術展がらよかったからお釣りがくる内容だ。


閑話休題、来週の金沢は百万石まつりという大きな祭りがある。


今日、片町や香林坊といった繁華街を歩いてみて、かつての賑やかさがないと思った。淋しい限りであり、残念でもある。


観光客は増えている一方で、町の地力が落ちている。地域振興はおそろしく難しい。



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江口寿史の個展 [金沢エレジーもしくはプレイバック]





何度も書いたように、今日は金沢に来ている。

それは江口寿史の個展を観るためだ。

本日が最終日。

若い女性の来場者が多いことに驚いた。そして案外若い男性が少ない。彼のイラストの支持層を垣間見たように思う。

私が江口寿史を知ったのは15歳の夏、少年ジャンプで連載されていた『すすめパイレーツ』からだ。


その後、江口寿史は『ストッブ‼︎ひばりくん!』で大ブレイクするが、その頃から連載を落とすことがファンの間で有名になった。


1985年か、86年に『パパリンコ物語』がビッグコミックスピリッツで連載が始まり、大いに期待したものの、この連載は無期休載になってしまった。


その後は専らイラストでよく拝見し、その健在ぶりは確認できるものの、パイレーツ以来のファンとしてはもう一度江口寿史のギャグマンガを読みたいと思う。


閑話休題、今回の個展。氏の個展を観るのは初めてだ。


圧倒的な量と見せ方の面白さ。こんなに飽きない美術展は後にも先にもないだろう。(あくまで私にとって。)


江口寿史の描く女性は不思議だ。エロでもなく、ロリでもなく、簡単に言ってしまえば江口ワールド。共通するのは美しく可愛く、凛とした強さと品の良さを感じる。だから若い女性に指示されるのだろう。


「絵を描くことは高揚と失意の繰り返しです。」


展示室の壁に書かれた江口寿史の言葉である。なんと、激しい言葉ではないか! こうした心の葛藤の向こうに彼の作品があるのだと思うと頭が下がる。


最後に話を『すすめパイレーツ』にもどそう。当時のジャンプのコミックスには最後に解説というか、有名人の応援メッセージのようなものがついていた。


『すすめパイレーツ』第1巻のそれはツービートだったと記憶している。今思えば、天才が鬼才にエールを送っていたわけだが、漫才ブーム前夜のその頃には知るよしもなかった。



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宇宙軒の豚バラ定食 [金沢エレジーもしくはプレイバック]






30数年ぶりに金沢片町にある宇宙軒食堂で豚バラ定食を食べた。


学生の頃はワンコインで食事できたからまあまあよく行った。


もっとも自分の生活圏が片町という繁華街ではなかったのでそれほど通いつめた店ではなかった。



昔は女性と一緒に入る店ではなかった。別にこの店が大きく変わったわけでもなく、もちろんこの店が悪いわけでとない。



この40年で世の中が変わったのだ。


先のこの食堂でも主流は男性ながら女性客もまあまあいた。夫婦、若いカップル、女性同士など年齢もシチュエーションもバラバラの女性がいたことに今更ながら驚く。


女性が男性化していると思う。あるいは女性と男性の壁が低くなっている。


男性も女性化していて、スウィーツを好む男性も多い。


男女の性差による嗜好の違いというのは随分と薄まってきたような気がしてしかたない。


久しぶりの宇宙軒の豚バラは天晴れ!うまかった‼︎



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尼御前 [金沢エレジーもしくはプレイバック]




今日は日帰りで金沢まで旅に出た。


一人行きなので高速バスを遣っている。



途中、尼御前という停車場がある。ここで休憩するのではなく、乗下車できるのだ。



尼御前は名古屋から行くと、温泉地・片山津の少し手前にある。


この尼御前、景色が綺麗で、風情があって、私の好きなスポットの一つだ。


その美しい景色とは逆に悲しい歴史がこの地に伝わる。


尼御前の地名の由来は、平安末期から鎌倉の世に移る頃に遡る。


悲運の将・源義経が一族郎党を率いて奥州平泉を目指して日本海側を逃げていた。兄・頼朝が差し向ける追っ手は厳しく、同行していた「尼御前」が足手まといになることをおそれ、この地の岬から海に飛び込み自害したという逸話が残る。


以前、私が聞いた話では義経に同行していた女性は全て自死したというが、真偽のほどは知らない。


尼御前から金沢方向に行くと、勧進帳で有名な安宅の関がある。「尼御前」の予見どおり、かの尼僧が同行しておれば、厳しい取り調べを潜り抜けることは難しかったかもしれない。


閑話休題、尼御前。ぶらっと長距離バスに乗り、思いつきでこうした停留所で降車してもおもしろいかもしれないと思った。


ちなみに写真は、尼御前を少し過ぎたところで車窓から写したもの。厳密に言うと、尼御前ではないことをおことわりしておきたい。




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金沢町家 5 [金沢エレジーもしくはプレイバック]





金沢の町を歩いていると、こうした威風堂々とした家をちょくちょく見かける。

金沢市民の矜持とも言うべきか⁈ こうした家々が金沢らしさを支えていると思う。
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金沢町家 4 [金沢エレジーもしくはプレイバック]





金沢の町家の保全活動は民と官が地道に取り組んできた成果であろう。


こうした顕彰活動もその一環。
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金沢町家 3 [金沢エレジーもしくはプレイバック]





金沢市内尾張町界隈の町家も30年前に比べるとずいぶんと減り、町並みは歯抜け状態になっていた。


そのせいで、歩いていると昔よりも空が広くなったように感じる。



また町家の有効活用か?お店になった仕舞屋が目立った(矛盾した表現かな?)。


こうして活用しながら古い町並みが保全されるのは喜ばしいことである。


写真の家は喫茶店のようである。ママチャリが停まっていた。
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金沢町家 2 [金沢エレジーもしくはプレイバック]





有名な料理屋さんで、こちらの建物は昔から有名。

写真に撮ると、電線や消火栓の看板がジャマでしょうがない。

昔は屋根に金沢の町家独特の出窓があったように思うが、私の記憶違いだろう、たぶん。
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金沢の町家 1 [金沢エレジーもしくはプレイバック]





ちょっと洋風な金沢の町家。

住んでいるのかなぁ?

シブい。
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