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2014年ヒット商品番付 [日経新聞から]



昨日、12月3日付けの日経MJ新聞に、2014年ヒット商品番付が載った。


東の横綱は、なんと『インバウンド消費』である。

津に住んでいると、あまりピンとこないが、東京や観光地ではインパクトが強い。

国際収支是正のため、日本人の海外行きが奨励された“テン ミリオン計画”から約30年。当時と今では随分の違いである。
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「道楽王子と堅実姫」 [日経新聞から]





少し前の話で恐縮だが、2014年11月17日付け『日経MJ新聞』にタイトルの記事が掲載された。

内容は可処分所得に余裕のある独身者の消費傾向について書かれたもの。

男性は趣味に費やすのに対し、女性はマンションを買ったりするのだという。

男性の生涯未婚率は20.1%と過去最高となった(50歳時点で)。5人に1人の男性が独身生活を送っている。

妻子に悩まされることの多い小生にとっては羨ましくもあるが、自分がその立場であればやはり焦るだろうなぁ。

話はそれたが、独身の男女の消費傾向は間違いなく現代の消費を語る上で無視できない存在になっていることは確かなようだ。
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物価は上がっているのか? [日経新聞から]





今朝(2014年9月15日)の日経新聞3面におもしろい記事が出ていたので紹介する。

タイトルは、『2つの「物価」 潜む節約志向』

総務省が毎月公表しているCPI(消費者物価指数、総合、税込み)は7月に前年同月比3.4%上昇。これに対して、東大が全国のスーパーの店頭データから計算している「日経・東大日次物価指数」(税抜き)は7月に前年同月比▲0.25%と下落した。

つまり、総務省が発表している物価は上がっているのに対し、東大が発表している物価は下がっている。

この差はどこから来るのか?

要因の一つは調査項目の違いである。総務省のCPIの調査項目は食料25%、エネルギー8%、サービス50%などと幅広い。これに対して東大の調査項目はCPIの調査項目の2割程度で、家電やサービス、エネルギーの多くは含まず、小売店に特化した価格変動を表わすのが特徴となっている。

ゆえにどちらが正しい、間違いとは言えない。

閑話休題、知りたいのは景気の行方である。

私の個人的感覚で恐縮だが、食料品など日用品はやや下がっていると思う。理由は、消費税の増税に対して給与収入があまり伸びていないこと、加えてガソリン代の高止まりなどで、はっきり言って家計は苦しい。そのため買い控えや少しでもお買い得なものを買う傾向が強く、これは地方において顕著である。

一方、電気代や教育費は、少なくとも消費税分は上がっており、節約もしづらい項目である。CPIは、エネルギーやサービス項目に引っ張られて上昇している可能性が高い。

以下は、直接この調査には関係ないことである。

東京などで働く一部上場企業のホワイトカラーの給与は上がっているのではないだろうか?今期の中間配当が増えているということは、それらの会社で働く人の給与も増えている可能性が高い。加えて今年度の税制改正で接待交際費の認められ方が変わり、その結果、高級店での接待が増加しているという報道もある。

なーんだ、都会の人間だけが得をしているのか!と、言うなかれ。現代はネット社会であるから、その都会の人相手に商売することも地方企業であっても可能になった。

地方で働く我々は新しいスタイルの「出稼ぎ」を考えることが大切である。地方で働きながら都会で稼ぐ方法を考えるのだ!
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処暑、お盆を振り返って思うこと [日経新聞から]



昨日は暦の上で「処暑」。暑さが和らぐ日だったそうで、なるほど、今朝は過ごしやすい。今年の夏は例年以上に淡々と過ぎていく気がする。8月も残り1週間となった。

閑話休題、少し前、お盆の8月14日に中日新聞と日経新聞に掲載されたコラムの話題。

中日新聞の「中日春秋」は、“親孝行”という江戸時代の大道芸を枕にお盆の帰省をテーマに書いている。帰る場所がある、親が待っていてくれるというのは幸福なことだという展開。

わたしは子どもの頃からお盆の里帰りというのをしたことがないのでよくわからない。父親は長男の惣領であった上、父の両親は先の戦争で他界。つまり、私の家は、迎える立場であったということだ。もっとも父親の親戚も、母方の親戚も同じ町に住んでいたので、「帰省」という仰々しいことをした経験がない。

私も長男で、学卒後、実家に戻ってサラリーマンとなり、今日を迎える。お盆に帰ってくる親戚もなく、迎えるのはすでに他界した父母をはじめとする祖先の霊ということになろうか。


8月14日の日経新聞「春秋」では、筆者が自分の故郷の“お墓”について書いている。書き出しが「3代前から東京で暮らしている。」と奮っている。三代続かねば江戸っ子とは言えないとするならば、自分はれっきとした江戸っ子、すなわち正真正銘の東京都民と言いたいのであろう。その筆者のご先祖のお墓は広島にあり、ご自分の両親もそこに眠っているという。遠方なので、ついつい墓参もできない。そもそもお寺とか、お墓とはなんなのかという意味を問う、という内容であった。(3代も東京に住んでいるのに菩提寺が東京のままというのも理解に苦しむ点である。)


おそらく東京で暮らす地方出身者の多くがこのコラムに「我が意を得たり」の感想を持たれたことと想像する。先の中日春秋の筆者もたぶん故郷を離れて東京もしくは名古屋住まわれており、日経の筆者と根っこの部分は共通していると思う。


何が書きたいのかと言えば、長男(もしくは兄弟の誰か)が家を継ぎ、弟や姉妹は家を出て、都会で暮らすという構図はすでに30年以上前から崩れている。小津安二郎が『東京物語』ですでに描いているように、老いた父母を故郷に残し、子どもらは東京で暮らすという状況が、今日の地方の疲弊を招いている。都市部の景気が好調なのに対し、地方の景気は回復してこないという現象も根っこから見直さないと改善されない。


筒井康隆氏の短篇小説で『乗越駅の刑罰』というコワ~い話がある。都会に暮らす小説家が7年ぶりに故郷に帰った際、うっかり無賃乗車したため怖ろしい罰を受けるという内容だ。

その作品の中で、「ま、あんたはいわば、七年間も無賃乗車をしてきたわけだ」という駅員のセリフがある。果たして、日本は何年間、無賃乗車をしてきたのであろうか?

(写真は『乗越駅の刑罰』が収録されている筒井康隆全集の第13巻です)
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日経新聞2014.7.2 [日経新聞から]



今日の日経新聞はいろんな意味で読み甲斐があった。

その中の一つ、『交遊抄』。書き手はABCマートの野口社長で、ご自身の学生時代のアルバイト経験について書かれている。

バイト先はビームス。ファッションに疎い私は、28年前に既に同店があったことに驚いた。


学生時代の野口氏がお世話になった先輩には現在のビームスやユナイテッドアローズの執行役員の方々みえるという話。


つまり、若くして始まっている人は始まっているのだなぁと感心した。単なるバイトではなかったということだ!
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西行桜 [日経新聞から]





1週間ほど前(2014.4.15)になる。日経新聞1面のコラムが「西行桜」をテーマにしていた。

筆者の意図と違うかもしれないが、このコラムの趣旨は、「いつまでも自分の地位にしがみつくのではなく、旬が過ぎたらさっさと退場しろ」ということではないかと私は思う。

退場した人はどこに行くのか?次のステージに移ればよいのである。ところが、次のステージにも居座っている人がいて、行き場がない。えてして心優しい人や潔い人が行き場を失ったりする。そういう人に限って、後輩から慕われ、もう少しいてもらってもいいのに、という方であったりする。

私のノーガキはこのあたりにして、くだんのコラムから引用して本日は終わりにしよう。

“桜の気持ちになってみれば、ただ咲き、ただ散るだけかもしれない。人間から見るとそれは出会いと別れになる。(中略)桜の季節が終わる。寂しさは胸にしまい、芽吹く若葉を見上げてみる。潔く生きる勇気が伝わってくる。”
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近畿大学のマグロ養殖 [日経新聞から]









今朝の日経新聞1面に「大学は変われるか」という特集記事があり、そこに近畿大学のマグロ養殖のことが紹介されていた。

先週の月曜日、東京銀座でその近畿大のお店を見た。(看板を撮影したが、時間がなくて寄っていない)

記事によれば、近畿大がマグロ養殖の研究を始めたのは1970年。世界で初めてクロマグロの完全養殖に成功して注目を集めている近畿大は、14年度入試で志願者が10万人超となり、初の全国一となった。

他にもロボコンの金沢工業大学、箱根駅伝の順天堂大学などユニークな取組みが受験生に評価され、人気が出ている例が紹介されていた。

大学ではないが、相可高校の高校生レストランも同様の効果を出していると聞く。

ただし、記事にも書いてあるように、これらの取組みは、お金も時間もかけて育ててきた事業で、一過性の思いつきベースで昨日今日始めた事業ではない。

つまり、特色を出さなくてはいけないと焦って始めたとしても即効性は期待できない。始めないよりは、始めた方がマシであろうが、少なくても10年は腰を落ち据えて取り組む覚悟がなければやるべきではないであろう。これは何も大学に限った事ではなく、企業にも言えることだと思う。

人口減少や国際化など環境の激変で、今まで受け入れられなかったことを受け入れるように人も社会も変わってきた。チャンスを逸することないようにしたい。
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買い物を面倒くさいと思うこと [日経新聞から]





久しぶりに日経新聞から。2014年4月1日の1面コラムから。おもしろい引用があった。

『作家の村上龍さんがブランドものの魅力から自由になる唯一の方法は「充実した時間を持って、買い物を面倒くさいと思うこと」だと言っている。」

これぞ蓋し名言ではないか!

家人は常々、買い物が面倒くさいと言っていた。さもありなん、彼女は充実した時間を持っていたのだ。彼女はブランドものの魅力から完全に自由である。わたしはそんな家人をブランドもののよさが理解できないなのだと少し低く見ていたところがあったが、それは間違いだったようだ。

だが、これ以上の名言を私は知っている。「1円でも安いものを買うのが倹約ではないんですよ。買わないことが一番の倹約です。これは家人のご母堂様が言った言葉。お金を遣わなくても充実した毎日を過ごされていたのだと思う。

浪費家の母に育てられた私は物欲が人一倍強い。以前はお金を遣わなくて何が人生面白いのだ、と思っていた。けれど、それは間違いだとようやく悟った。お金を遣う時間が惜しいと思うほど充実した時間を過ごすことが究極の贅沢なのだろう。それは家族との団らんであるとか、趣味や仕事に打ち込む時間であったり・・・、だが、しかし、私は残念ながら充実した時間が持てないでいる。その反動で、浪費に走るのは愚の骨頂ということだ。往々にして無意識化で・・・。
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小山薫堂さんのこと [日経新聞から]





書こう書こうと思いつつ、書きそびれ、ついに今日となりました。

元ネタは2013年11月15日付けの『日経MJ新聞』から、小山薫堂さんの話。

ご存じの方も多いと思いますが、小山氏はアノ「料理の鉄人」を企画した方。最近では、アノ「くまモン」をプロデュースした方として知られています。まだあります、映画『おくりびと』の脚本もこの人です。

要は、スゴイ人、ということなんです。

わたしと同じ年なのにこの違い・・・天は与える人には二物も三物も与えますなぁ・・・チャンチャン


閑話休題、その小山氏が今、取組んでいるのが、若い料理人を発掘する「RED」という仕事。35歳未満対象の料理人コンペです。

目的は、「鉄人」を超える料理界のスターを育てること。そして、世界へ日本の料理の素晴らしさを発信するとともに農業再興にもつなげるとあります。


うーん、スゴイ仕掛けだ! TTP(徹底的にパくって)して三重でも同じ企画ができるのではないかと考えます。TTPという段階で負けですな!!
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2013年ヒット商品番付 [日経新聞から]





2013年12月4日付け『日経MJ新聞』に「2013年ヒット商品番付」が掲載された。

東の横綱は「セブンカフェ」である。

日経流通新聞なので、消費者が指示した商品を同紙が選んで番付を付けている。その第1位が「セブンカフェ」というのは少し意外な気がした。

と、いうのは私が推すなら断然コッチというのが、西の横綱となった「あまちゃん」。こちらの方が社会現象となり、インパクトが大きいと思うのだ。ただ、消費という面では少し違うのかもしれない。


そのあまちゃんの流行語「じぇじぇじぇ」と双璧の流行語「倍返しだ!」のテレビドラマ「半沢直樹」は前頭2枚目である。視聴率では「あまちゃん」に勝ったものの、放送期間が「あまちゃん」に比べ短く、消費という面では書籍が売れるくらいに止まったからであろうか?

東の前頭筆頭の「富士山」に対し、西の前頭筆頭に「式年遷宮」を置いたところに選者のセンスが光っている。

浅学の小生が知らない商品も多い。その一つが「格安クルーズ船」だ。食事付で1泊数千円のサービスだそうで、アメリカのプリンセス・クルーズは二万人を集客したと書いてあった。乗ってみたい。

これに限らず、この番付にあって知らない商品を一度は試したいと考えている。まずは、子どもがハマっていて、大関の『進撃の巨人』を読もうか!
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