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城下町の地名 [This is historyブルース]

2021-02-10T12:43:47.jpg


今日は仕事で某市に来ている。


「歩行町」と書いて「おかちまち」と読むようだ。 城下町の地名は歴史を感じて面白い。


コロナが治まったら再訪して探索してみたい。

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金華山の麓(ふもと)に集う勇者とは [This is historyブルース]

2020-05-18T09:33:45.jpg


来月からNHKの大河ドラマもこの新型コロナのせいで撮影が追いつかず一時お休みになるそうですね。


今回岐阜市は大河ドラマで町の活性化を図ろうと一生懸命準備をしてきたでしょうに本当お気の毒です。


思えば沢尻エ○カの降板が最初のつまづきで、前代未聞の初回放送の繰り下げ。ようやく放送開始と思いきやそれも束の間すぐにコロナ騒動が始まりました。 本当なら今頃岐阜観光にワンサカ人が押しかけるところでしょうが、新型コロナ騒ぎでそれどころではありません。


閑話休題、写真は今年1月に撮影したものです。 この三人の武将は昔はあまり人気がなかった三人です。


斎藤道三は「蝮(まむし)」と言われるくらい怖れられた下剋上を代表する武将です。その凄さを現代で例えれば、町工場を経営しながら県知事の仕事をやっているようなもんでしょう。


織田信長は津本陽さんの小説やゲーム「信長の野望」の影響もあり、彼の革新性が評価されて最近では一番人気のある戦後武将と言ってもいいでしょう。しかし以前は信長の残虐性から忌み嫌われた武将でした。実際彼によって滅ぼされ根絶やしにされた地域では今でも信長に呪詛の念を抱く人たちがいるとも聞きます。


そしてその信長を討った明智光秀は英雄かといえば、そう簡単に評価は定まらないようです。古い日本人の価値観に従えば主君を殺すことはいかなる理由があっても重罪と考えられるからです。 諌めるのが家来の仕事であり、実際そういう例は戦国の世でも多かったのですから、光秀のように天下を獲りにいくというのは家来としてあるまじき行為ということになるのです。


そうした三人が英雄然として並ぶカッコいいこのオブジェを見たとき、私は時代の移り変わりを激しく感じました。


実はこの下地を作ったのは国民的作家である司馬遼太郎さんの『国盗り物語』であることは異論の余地がないと思います。


この小説も昭和48年の大河ドラマになり人気を博しました。


私の理解するところの司馬史観によれば、下剋上とは旧弊を改める革命であり、つまりは民衆を圧政から開放することである。斎藤道三は一介の油売りから身を興し美濃一国を切り取った。しかし、そこまでで自分の意志を優れた若者二人に託した。それが信長と光秀であった。二人は道三の兄弟弟子であり、同門ともいえる。 その二人はある意味太陽と月、光と影の関係で相引かれながらも最後は激突する。太陽なくして月はなく、光あっての影。信長を討った光秀は共に滅びる運命にあった。(後半は完全に私見です。)


そう考えながらこのオブジェを見ると、現代風の描き方になにやら寂しさを感ぜずにはいられないのです。

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