やはり静岡のドライブインでみつけた名物です。


最近の新しい商品につい目がいきがちですが、こうした昔ながらのおみやげの方がわたしは魅力を感じます。


『粟餅』とありましたので、赤福さんの『八朔粟餅』を連想して購入しました。


味はというと、どちらかといえば、普通の赤福餅に近い味です。


閑話休題、この商品、正式には「遠州見付天神粟餅」といいます。


箱の裏面にその由来が記されていました。


地元ではよく知られた話なのかもしれませんが、よそ者のわたしにとって、その悲しいエピソードは新鮮です。


中の粟餅は、パックされていて、日持ちがします(ちなみにわたしが買ったのは2012年8月9日だったので、1週間くらいの計算になります)。


あんころ餅風のお菓子はこのようにパックされていることが多く、その分どうしても出来立ての味には及ばない気がします。


ある程度大量に売りさばくにはそれもやむを得ないということでしょう。


他ができない(やっていない)出来立ての状態で販売する赤福さんの偉大さを痛感します。