今年になって大瀧詠一さんの特集をやたら目(耳)にする気がする。

その理由の一つは、大瀧さんの代表作『A LONG VACATION』が発売
40周年を迎えるからだ。

私はリアルタイムでLPレコードを買った世代。ほとんど貸レコードのダビングか、FMラジオのエアチェックですませていた高校時代、レコードを買うというのはよほど気に入った盤だけだった。

ちなみに2001年にはCDも買った。

残念ながらレコードの方は不幸な火災で消失した。

閑話休題、今さらながら大瀧詠一のベストアルバムを図書館で借りてきた。

ダビングした。

40年経って、私の精神はさほど進歩していないが、肉体は衰えた。大瀧さんの色褪せない声とサウンドを聴くと心はあの頃に雄飛する。この時ばかりは生まれてきてよかったと思う。