2022年02月23日 - f 立川こしら師匠の落語を聴きに行くと「月刊こしら」をおみやげ(?)にもらえる。これを読むと、こしら師匠が単なる落語家でないことがよくわかる。モノの本質を見極め、時代の流れを読むセンスが落語の中に生きている。たとえば今月は「一つの概念が死ぬ瞬間お釣り」というテーマで、電子決済が広がればお釣りはなくなるのではないか、ということを言及している。こしら師匠の真骨頂は、その背景を論じ、なおかつ「マイクロミニサイフ」という自分の商売に引っ張ってきている点。いやはやなんとも商魂たくましい!