暑さ寒さも彼岸まで

熱湯も氷も稲川まで

熱湯芸を忌避した稲川淳二さんは怪談の世界に自身の存在を見出し現在に至る。

プロトタイプのキレ芸を受け継ぎ昇華させたのはダチョウ倶楽部だろう。中でも上島竜兵の貢献は大きいと思う。

彼の突然の終焉からどれくらい経ったのか。初盆も過ぎ、お彼岸も過ぎた。ご親族様のお気持ちは少しでも安らいだであろうか。


閑話休題、世間様の三連休が終わり、逆に、私は定休日である。

遅ればせながら墓参に出向いた。静かな墓苑はすっかり秋めいていた。