「冬はつとめて」と、かの平安時代の才女は書いているが、私は「冬は夜」なのである。

夜の散歩をしていて、冬は独特の感じがする。それは何かというと、大晦日の夜に外歩きするときの感覚だということに気づいた。

除夜の鐘をつきに出かけて、その帰り道に見る風景がこんな感じで、12月の夜の光景が同じ雰囲気に見える。

シンとした緊張感が好きである。