もう、皆様ご存じのように2020年4〜6月期のGDPが▲7.8%の減少となりました。


年換算で▲27.8%の減少です。


マイナス幅は戦後最悪で、リーマンショックや東日本大震災の時の景気後退を上回る落ち込みかたです。


新聞では失業者の増加なども伝えられていますが、幸いなことに失業を苦にしての一家心中などのニュースはあまり見ません。


飲食店や観光産業をはじめとするサービス業を中心にこれだけ打撃を受けながら年率3割減でとどまっているのは日本経済の底力だと私は見ています。


言い換えるとまだ7割も残っているのです。 これは決して詭弁で申しあげるのではなく、これだけ大騒ぎしながらまだ3割減なんだということです。


私は5割減くらいまでいってるんじゃないかと思ってました。


もちろん私も、今の景気を楽観視しているのではありません。


経営者の方に申しあげたいのは、やたら悲観するのではなく、まだ3割しか減ってないんだ、というふうにドーンと構え、適策を矢継ぎ早に打ち続けることが肝心、ということです。


(写真はいつもの中日新聞2020年8月18日付けです。)