オードリー・ヘップバーン主演の『おしゃれ泥棒』。こういう定番を見ていなかったりする。
今回、DVDを借りて初めて見た。
現代からみれば、話は陳腐。ラブコメ映画特有の調子良さみたいのもあって普通なら5点満点の3点というところだろう。
オードリーが出演していることと、タイトルの邦訳の良さからプラス1点の4点の出来ばえといったところか?
オードリーのファッションとメイクがコロコロ変わり、まるで彼女のプロモーションビデオみたいだった。そのオードリーがたまらなく綺麗だから、ファンとしてはそれだけで合格点をつけたくなる。
原題は『How to steal a million 』。そのまま訳せば “100万ドルの盗み方”となる。
『おしゃれ泥棒』というのは、映画の中身を踏まえた絶妙の訳だと思う。
オードリー扮する主人公は、“おしゃれな”泥棒だし、見方によっては“おしゃれを盗む”と表現していいくらい目まぐるしく服が変わる。
そう、この映画はオードリーの魅力を120%伝えていると思う。