え~、本日はメリーゴーランドさんのレクチャーに参加してきました。

講師は絵本作家の荒井良二さん!

幸せな感じのする“絵”を描かれる方です。

今日のレクチャーは、お話だけでなく、即興で絵を描かれたり、自分自身の演奏で3曲も歌をご披露いただくなど、なんとも贅沢なプログラムでした。

お話もたいへんおもしろく、今まで聴いたいろいろなのレクチャーの中で、今回が一番笑いました。

笑いだけでなく、「最近の絵本は“絵”を描いていない気がする」というような鋭い分析もされてました。



閑話休題、レクチャーの後は恒例のサイン会です。



先月、江國香織さんにサインしていただいた『モンテロッサのピンクの壁』(作・江國香織、絵・荒井良二)に絵とサインをいただきました!(豪華本になりました!!)




横に置いてあるのは使用済の預金通帳で、サインと花火を描いていただきました。(BANKとバンの駄洒落です)

この預金通帳は「しあわせ天使」。百五銀行が今から20年くらい前に発行していた通帳です(残念ながら今は廃版です)。

荒井さんももちろんこの仕事は覚えていると言われてましたが、どんな絵を描いたのかはよく覚えていないと言ってみえました。



上の写真はレクチャーが始まる前の様子。壁の作品は荒井さんと子どもらのワークショップで作ったものだそうです。

今日のレクチャーもそうでしたが、レクチャー参加者の9割は女性です。

男性はヒマがない?いやーそんなことはないでしょう。ようは関心がある男性が女性に比べ圧倒的に少ないのです。世の中全体で見ると、ますます女性の文化力が男性より上がり、バランスの悪いことになるのだと思います。

昔、絵に詳しい友人がいました。最近は音信不通で、疎遠なのですが、その友人であれば荒井さんの絵を見て何と言ったでしょう?そんなことをふと考え、レクチャーを受けてました。