もういくつ寝ると・・・
今年のカレンダーも残り僅かとなった。あと、3回寝たらお正月である。
1年を振り返ると、これといっていい事も、悪いこともなく、平凡な毎日であったように思う。
先日、ある人生の大先輩から、何事もなく無事に年末を迎えられるというのは幸せなことですね、と言われた。
わたしはハッとした。同時に己を恥じた。いい事とか、悪いこととか、つまらないことにいつまでわたしは拘泥しているのだろうか?
来年はわたしも50歳になる。人生50年と言われたのは遥か昔のことだ。織田信長も夏目漱石も50歳を前にして死んだ。50年に満たない生涯で、彼らはあのような偉業を成し遂げた。それは彼らが天才だったからである。凡人のわたしはたとえあと50年生きても、彼らの10分の1の仕事もできはしない。ならば凡人らしく毎日を精一杯生きることを目標としたい。
そんなことを考えながらカレンダーを新しいものに替えた。
閑話休題、年末の恒例行事のように馴染みの注連縄屋さんが行商にみえた。玄関と水回り分の注連縄を買い、早速飾った。昨年までは「苦」を背負うからというので、29日には飾ったことがなかった。今年は、上に書いたような心境から今日飾ることとした。苦労して生きるのが人間である。
2013-12-29 21:25
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