1年6ヶ月
以前にも書きましたが、会社の関係で引越すことになった。
名古屋市の八田という町に住んで1年と6ヶ月、それなりに長く、やっぱり短かったようにも思う時間である。
暦の上では2年前の5月の末に初めて社宅を訪れ、家人と二人で掃除をした。どれくらい空室だったのかわからないが、自然とホコリはたまるものである。家人は部屋や台所をピカピカにしてくれた。
引越し前の昨日、家人と長子が来てくれて、掃除をしてくれた。私なりに掃除をしていたつもりだが、家人曰く「こんなに汚くして掃除がたいへん。次のところではちゃんと掃除やらなあかんで」。
家人の掃除の腕前はプロ級だと思う。とにかく徹底的に綺麗にする。社宅は元々家族用なので部屋数が多く、掃除には時間を要した。なにせ部屋が4つもある。おかげでガラクタも増え、今度の1Kに入るか心配だ。
閑話休題、1年6ヶ月もいて、案外八田の町を知らずに去っていくことに気づいた。引越し直前にたまたまインフルエンザになって近所の医院に行った。ここがなんとも名医である。以前風邪をひいた時にここにくればよかった。
昨日紹介したパン屋さんしかり。思い出づくりというわけではないのだが、いつもは三重に帰ってから散髪に行っていたが、今回は八田で行ってみた。ここもすこぶるよかった。できたらリピートしたいくらいだ。
この町に住んで1年半。ついついコンビニやスーパーなど大手チェーンばかりを使い、地場の生活に根ざしたお店や施設を利用していなかった。それもそのはず、私は朝起きて、会社の賄いを食べて出勤し、仕事を終えて夜帰ると賄いの夕食を食べて寝る。週末は三重の自宅に帰り家族と過ごす。こういうパターンではなるほど、町のことを知らなくても当たり前である。また、それが悪いわけではない。
どうもこういう時におセンチになるのは私の悪いクセだ。次の引越し先を楽しみにしよう。もっとも今度は今池という都会。あんまり町と親密にならないよう注意しなくてはならない。
2017-01-08 11:51
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