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津のかんのんさん [discover Z]




通勤途上、朝、津観音に立ち寄りお参りすることが日課になってきている。

「津観音」と書くとよそよそしい。津っ子にとっては「かんのんさん」の表記の方が心地いい。津の町のへそ、津市民のよりどころは、やっぱり「かんのんさん」だと思う。

強い理由はないけれど、思い起こすのは戦後すぐの津観音の写真。

「かんのんさん」も先の戦争の空襲で焼けてしまっている。そんな焼け野原の中、境内にあった仏像がポツンと残っている。よくぞ溶けなかったものだ。


であるから、本堂も当然戦後の再建。写真は本堂の天井に描かれているもので、落ち着いたいい感じ。何年くらい前に描かれたものなんだろうか?


津の町の中心部は長らく大門界隈だった。言うまでもなく大門は「かんのんさん」の門前町。

その大門はモータリゼーションによる空洞化で、シャッター街を通り越してゴーストタウンのようになってしまった。

これから津市はどうなっていくのか?


千年以上の長きにわたって津を見てきた「かんのんさん」に、これから津を再興するベストアンサーがあるような気がしてならない。
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