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玉鉾神社 [旅のブルース]





昨日、愛知県武豊町(知多半島)にある『玉鉾神社』(たまほこじんじゃ)に参拝した。

この神社には明治天皇のお父様である孝明天皇が祀られている。

それだからであろう、鳥居には菊の御紋が入っている。こんな鳥居は初めて見た。

初代宮司の方は旭形さんという元お相撲さんで、実業家でもあった方。孝明天皇の忠臣として帝からの信頼も厚かった。蛤御門の変の際は孝明帝を玉座ごと担ぎ上げお守りしたという逸話が残る。

その旭形氏が私財を投じて孝明帝をおまつりしたのが明治三十二年であった。

そこまでにはいろいろ紆余曲折があったようで、すんなりできたわけではない、と四代目宮司は語る。

戦後は荒廃した時期もあったが、近隣の信仰も厚く、三代目宮司を中心に復興したらしい。

閑話休題、このようなスポットが愛知県にあるとは、浅学の私は知らなかった。明治維新における孝明天皇の役割は大きいにもかかわらず、明治神宮に比べ当宮はあまりに小さい。これが歴史の面白いところであり、人の世の不思議なところである。

帰路、近くのお寿司屋さん「芳味」(よしみ)で昼食をとった。ここは日曜日にもかかわらずランチがあって、しかもたいへん美味しく、ボリュームもあり大満足の内容。

また行ってみたい神社である。
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