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風と共に去りぬ [キネマのブルース]




本日は「午前10時の映画祭」で、『風と共に去りぬ』を鑑賞いたしました。

実は、私はこの名作を通しでキチンと観たことがなく、もちろん劇場で観るのは初めてとなります。

映画評論家の水野晴郎氏がテレビで解説する際に熱弁を振るわれていたことを思い出します。

また淀川長治氏は、乳母役の黒人女優が本作でアカデミー賞助演女優賞を受賞したことを語ってみえました。私の記憶違いでなければ、黒人初のアカデミー賞であり、世間は大層驚いたそうです。

本作は1939年作品。太平洋戦争の2年前になります。その頃にこんな素晴らしい映画を作るのですから日本は戦争で負けるはずだ、と昔思ったことがあります。それは今でも変わりません。

さて、本作は4時間近い長編で、途中に休憩が入ります。そんな映画を観たのは『十戒』くらいしかありません。

それでも話の展開が早く、またグイグイ引き込まれるので、大して長いと思いませんでした。

ヴィヴィアン・リー演じる主人公「スカーレット」は美しく、勝気、前向きで行動力があります。時には手段を選ばないやり方は典型的な悪女なのですが、観ている側はそのように思いません(少なくとも私は)。

つまり、スカーレットは銀幕の中だけでなく、外の者まで魅了しているということです。

本作はいろんな見方、解釈があるので、浅薄非才の私がここで論を張るのは控えたいと思います。

百聞は一見にしかず。6月13日までイオンシネマ津でかかっています。よろしければご覧になってください。

【あるまかんのつぶやき】
映画って本当にいいものですね。サヨナラ、サヨナラ、さよなら!



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