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『ローマの休日』 [キネマのブルース]

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「午前10時の映画祭」で『ローマの休日』を観てきました。

映画館の大スクリーンで観るのは初めてです。

何度観ても(今まではテレビサイズですが、)この映画は面白く、最後はちょっぴり悲しい余韻のあるいい映画です!

今なお、ローマのスペイン階段では、映画の中のオードリーを真似てジェラートを食べる人が多く、迷惑になるため、ついに最近、ローマ市はスペイン階段での飲食や座り込みを禁止したというニュースを新聞で読みました。

映画公開から60年以上たった今でもこの映画の影響力は衰えていないのです。

それも、やはり主演のオードリーの魅力が大きいのは言うまでもありません。

一時代を築いたのではなく、永遠のヒロインというのがふさわしい女優です!

もう一人の主役である新聞記者役のグレゴリー・ペックもよかった。

最後の記者会見シーンで彼は目に涙をためてるんです。オードリーと離れたくないという気持ちがひしひしと伝わります。

ま、オードリーを好きにならない男性はいないでしょうから当たり前といえば当たり前かもしれませんが、、、。(この映画を観たことがない方はわからないコメントですみません。)

夢のような1日を過ごしたのはアン王女ではなく、新聞記者の方だったのかもしれません。

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