SSブログ

今日の日経新聞から [日経新聞から]

本日(4/27)の日経新聞に興味深い記事が3つありました。


1つ目。48面(最終面)にある「路上から~日本の近現代写真十選」に片岡義男さんの写真が掲載されています。

ご存じのように片岡さんといえばカッコイイ文章と都会的なセンスの作風でわたしたちの世代はたいへん魅了されました。

その片岡さんが写真を撮ってみえることもわたしは知っていました。以前、片岡さん撮影の写真集を見たこともあります。都会の風景、それもどちらかといえば醜いというか、情けない風景を撮った写真が印象的でした。


今回紹介されている写真もそんな感じの写真です。

日本は高度成長を遂げ、その後、“失われた20年”とかいわれますが、そういった事実と関係なく、高度成長していようが、不景気が続こうが、それとは関係なく、町中の風景は醜い。


片岡さんの写真を紹介している作家・大竹昭子氏は次のように書いています。


「ため息が出るが、なにも特別な風景ではなく、日本の繁華街はどこもこんな具合だ。気にしても仕方ないから見ないことにしている。無視できるほどに生理的になじんでいるとも言える。」



2つ目は、43面の「サッカー人として」。書いているのは三浦知良選手です。


子どもの教育に関して次のように書かれている。

「ただ、人生そんな直線だけじゃないだろと僕は思う。右へそれ、左へ外れるときだってあるだろうと。(中略)大学であれトップチームであれ、そこが終着点じゃない。ほんとに大事なのはその『先』。その先に開けている世界が一番大事なはずなんだ。」


たしかにそうだと思います。 その先の先はもっと大事だとわたしは思います。先の先というか、生きるという行為の深淵にかかわることです。


3つ目は、17面の「大機小機」。

デフレの脱却について100年前のイギリスの事例をひいて説明されています。

100年前の話なんだろ? いいえ、わたしはそうは思いません。歴史は繰り返す。案外、このコラムの言うようにデフレ脱却は近いのかもしれません。


いずれかの記事にご関心のある方は、本日の日経新聞をお読みください。
nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。