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インターンシップ




2017年9月30日付け中日新聞の記事。

大学生のインターンシップ、就業体験について書かれている。

一昔前(あるいは今でもそのような企業もあると思うが)、大学生のインターンシップというと、企業の説明を聞く程度、座学中心というのが一般的であった。


この記事でとりあげられているインターンシップはそれとは違う。


「社長の右腕として働く」。社長から権限も移譲され、会社のミッションに取り組むというやり方。

就業体験する大学生は“経営者目線”の企業実務を通じてスキルやノウハウを修得していく。


であるから、これはもちろん労働やアルバイトではなく、MBAの勉強に近いのではないかと思う。


逆に企業は学生の青田買いをしたり、アルバイト扱いしてはいけない。



長期間、学生を預かり、学生を指導し、成長させなければならない。


つまり、経営者も学生も真剣勝負のはずだ。このことを忘れたり、履き違えてはならない。


偶然であろうか、同じ日の日経新聞の夕刊でも学生のインターンについて特集されていた。


日経では「新卒確保のため」という切り口であった。悪質な企業による労基法違反についても注意喚起されていた。


中日新聞に紹介されていた好事例のように、現代のインターンシップは、経営者と学生のいい出会いがお互いを高める取り組みである。誤解のない活用を期待する。
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