神宮初詣余話

神宮さん初詣の定番として「伊勢うどん」と「赤福ぜんざい」は欠かせないなぁ。

どちらも子どもの頃は全く知らなかった。（赤福ぜんざいはなかったのかもしれない。）

私の子どもの頃は専ら赤福を宇治橋に一番近い赤福さんのお店で食べるのが定番だった。もう40年以上前の話である。おかげ横丁ができる前はそうだった。

もっと昔は、おはらい町は（今とは違った感じで）相当賑わっていたらしい。それは人から聞いた話。

つまり、ここに何度も書いたけど、おはらい町は「おかげ横丁」を起爆剤にして見事に復活した町並みなのだ。

それもこれも、伊勢神宮があり、赤福があり、伊勢うどんがありという素晴らしい地域だからなのだが、きっとそれだけでは今みたいにはなっていなかった。ちゃんとプロデュースする人がいて、汗を流す人がたくさんいたからできたのだろう。

おかげ横丁ができる前は、神宮さんに参拝して、伊勢うどん食べて、赤福買って帰るというパターン。滞在時間40分くらいでできてしまう。

それをじっくり楽しませる、見せる仕掛けを作り上げたのが今の内宮さん周辺だ。

これは中々できることではない。美味しいうどんとぜんざいを食べながら深く感心してしまった。