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ゴッドファーザー [キネマのブルース]




午前10時の映画祭で、今週は『ゴッドファーザー』がかかっています。

ビデオでは見たことありますが、スクリーンで観たのはこれが初めてです。やっぱり、映画館で観るのは違いますね、

約3時間の大作ですが、時間が経つのを忘れました。

若い頃には理解できなかったことが、改めて心に沁みました。これはまちがいなく大人が観る映画であり、人生の節目ごとに見直せたら最高ですね。

さて、マフィアの大ボスであるドン・コルレオーネがなぜ、その地位につけたのか?それは人を見抜く力、洞察力に長けていたからに他なりません。

彼は息子マイケルにこう言います。「自分はどんな大物にも踊らされることはなかった」と。

「男は油断するな」「家族を大切にしろ」などの警句も印象に残った。そして貴重な遺言を残して死にます。

その遺言を基にマイケルは大勝負にでて、名実共に2代目ゴッドファーザーになってゆく。ただそこには深い哀しみが漂っています。

かつて淀川長治さんは、『ゴッドファーザー』は家族がきちんと描かれていることで、単なるマフィア映画ではなくなった、というようなことをおっしゃってみえました。

そう、ゴッドファーザーは家族の物語なのです。

上映期間は残り少ないですが、ぜひご覧になってください。

【あるまかんのつぶやき】
またニーノ・ロータの音楽がいいんです。



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